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Arena Condition

AM 10:00 September 9, '10 (Thursday)

 今朝は曇っています。昨日は久々に大雨が降りまして、馬場がぐちゃぐちゃになりました。でも今は曇っていますがこれから晴れて、気温も30℃を超えるそうですから急速に回復してくると思います。


 「フェンシング」

 レイニングにおけるスライディングストップのトレイニング法に、フェンシングというものがある。レイニングをしている人で知らない人はいないでしょう。

 馬場の端から反対側のフェンスに向かってランダウンして、フェンスにぶつけるようにしてストップする。時には本当にフェンスにぶつかってしまうこともある。

 このフェンシングは、馬がスライディングストップをするときにフィジカル的にしなくてはならない後肢を馬体の真下まで踏み込んでストップすることを、自主練することをヘルプしているようなトレイニング法だといえる。

 レインを引いてストップを繰り返していると、馬がビットプレッシャーによって前肢に力を入るようになって、前肢を突っ張ってしまうようになったり、ストップすることでナーバスになったり、スピードアップするとストップを予期してしまうようになったりなど、様々な弊害を避けるためにという側面も持っている。

 さてフェンシングをする場合のプライオリティは、馬がリラックスして走行することと直進することだ。
 従ってフェンシングする場所について、気をつけなければならないことがある。それは少なくても6M以上横のフェンスから離れた場所で行うべきだ。フェンスに沿ってフェンシングをしていると、徐々に馬がフェンスに沿ってランダウンするようになって、フェンスから離れたときに馬が勝手にフェンスの方へ引き寄せられるように、曲がってしまうようなリスクがあるのだ。

 直進性が重要で、ランダウンする際に直進性に問題があると、様々な弊害が起きる。例えば、スライディングストップが上手くいかないことや、スライディングに集中することができなかったり、直進性がないことによってそれを修復するときに馬体の曲がりが生まれたり、元々曲がっていたりすれば、推進ベクトルが馬体の中心線からずれてしまって、真っ直ぐに滑ることができない。

 この直進性は、ライダーのガイドに馬が従順に従うようにトレイニングすることで解決をしたい。つまりランダウンになってからこれを求めるのではなくて、準備運動の時にガイドに対して馬が柔らかく反応するようにしておくことが重要だ。
私の場合は、外方の脚やレインに対する反応をガイドの軸として馬をトレイニングするようにしているので、ランダウンの際にも外方(リードに対して外方)の脚とレインに沿って直進するようにすることができる。

 しかし、それでもランダウンで直進性が悪い場合は、両手で目標に向かって左右のレインを均等の長さで持ち、左右どちらかに曲がったのを修正しようとするのではなくて、両脚でより推進するようにして、直進性を作るようにする。

 またランダウンの際に、馬がリラックス状態を維持することも重要なことで、これも大凡のことは準備運動で作っておかなくてはならならいことだ。走行中に馬が首の力を抜いて走るようにしておく必要がある。特にサークル運動においてもランダウンにおいてもスピードアップしたときに、レインをピックアップしても馬が柔らかく反応するようにトレイニングしておくことは重要だ。
 ランダウンしているとき、馬が首の筋肉を硬直させて走ると、前肢を突っ張ってストップする原因になったり、勝手にスピードアップしてライダーの要求するスピードのペースを守れなくなったりする原因になる。

 そこでランダウンの走行中にハミを軽く当てて、馬の反応を見るのと同時に、もし馬の首に硬直が見られれば、左右のレインを交互に揉むように引いて、その硬直を解放してやることが必要だ。もしこのことで、首の硬直が解放できればランダウンで馬がナーバスになるリスクを、最小限にすることができる。

 さて、馬がナーバスになることなく直進するようになったとして、次のプライオリティは、フェンスまで馬がペースを落とすことなく走行することだ。
 ここまでのプライオリティは、直進性とリラックスそしてスピードペースのキープで、ここまでの間にストップの善し悪しが入っていないことに注目されたい。
つまりストップが良くできたかどうかを気にしないということだ。先ず、ここに掲げたプライオリティを丁寧に心がけることが重要で、ストップの善し悪しで馬に対してプレッシャーを掛ければ、馬は同時に幾つものことを求められることとなって、ライダーが求めることにもっともっと応じなくなってしまい、最後はストップに対してとてもナーバスになってしまうことになる。

 私はランダウンのスタートでは、必ずルーズレインでロープオフしたいと考えている。と同時に後肢からステップをはじめてスターするようにとも考えている。
 ルーズレインのまま後肢からスターするように脚で推進したとき、大抵の馬は前肢からステップを始めてしまう。そうしたら、馬にビットを当ててストップさせてバックアップ、そして再び後肢からステップを始めるように脚を入れる。これを繰り返せば、直ぐに馬はルーズレインでも後肢からステップをはじめてスタートするようになる。

 ライダーは、後肢のステップ特に着地位置を絶えず意識下に置いてアブミに極力体重を掛けないようにして、その後肢の着地位置に座るように上体の角度をアジャストするようにポジショニングする。

 こうした前提条件を整えたら、ランダウンでフェンスまでペースを落とさず走行して、「ウォー」を言わないでフェンシングする。
 このときストップが良いか悪いかは一切気にしないで、ペースを落とさずに最後まで走行できたかどうか、またフェンスに対して馬が逃げたりしなかったかどうかを一々修正するようにする。
 例えば、最後までペースをキープできなかったら、もっと推進するようにして、何回もフェンスまでペースを落とさずに走れるようになるまで続ける。また、フェンスを左右どちらかに避けるような逃げ方をした場合は、馬の反応したのと反対側に巻くようにターンさせる。
 また馬が緊張しているようであれば、左右どちらかか両方へターンさせて緊張を解くようにする。

 ここまでがフェンシングの序の段階で、ここまでが完璧になったらスピードアップしてフェンシングを行い、フェンスの手前で「ウォー」のキューを出して行う。
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