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Arena Condition

AM 9:15, July 10, '10 (Saturday)

 今日は、良く晴れましてとても暑いです。

 急速の馬場は、回復して午後には風通の状態になってしまうことでしょう。

 「物事の必要要件」

 長年乗馬クラブでお客さんの動向を見てきて常々思うことは、何事かをしようとするときに技術が足りなくて直ぐにはできない時、つまり必要要件が満たされていないとき、その必要要件を満たしてから再度挑戦しようという人を見たことがないということだ。

 直ぐにできないということは、何か必要要件を満たしてないということだ。でも多くの人は、その必要要件を満たそうと考えないのは何故だろうか。

 そもそもそんな思いつきをしないのか、それを考えようとしてもどう考えたらいいか分からないのか、面倒くさいのか、とこんな理由が考えられる。

 物事に挑んで1~3回ぐらい立て続けに失敗すると、私は自然に何か必要なことが欠けているのではないかと考える。そしてその物事をあれこれと分析したりできる人を見たり話を聞いたりして、必要要件について情報を集めることと分析とを同時に行う。
 その行動に繋がるモチベーションは、只できるようになりたいという思いだ。

 この行動をする私の場合は、物事を始めたときだけではなくて過程においてや途中やできるようになってしまってからでも、絶えず必要要件を探索することをし続ける。

 必要要件の探索を絶えずしていると、必要要件を見つける感性を身につけることができる。

 このことは、こんな条件を満たすことによってできるのではないかと予想を立てやすくなって、その予想が当たらずとも遠からずというような、叩き台のような役割を果たして、効率よく正しい必要要件に行き当たることができる。

 何故人は、必要要件の探索を試みようとしないのか。
 
 私は、この理由を戦後の教育制度の問題だと考えた。答えのある問題を解くことばかりを学校で行ってきたものだから、自ら思考条件を選定して、試行を繰りかえすという訓練が行われていないせいだと思ったのである。

 つまり考えるという行為を、現代人は知らなくなってしまったのではないかということだ。

 もう一つの要因は、古くから日本の伝統である徒弟制度にあるのではないだろうかということだ。

 徒弟制度は、門弟は師匠に意見や質問を許さず只ひたすら見て技術を盗む以外にない。見て師匠の技術を真似たりして盗むということは、門弟のイマジネーションを育み悪いことではない。しかし問題は、弟子が質問したり自分の考えで工夫したりすることも許されないものだから、結局弟子のイマジネーションはつぶされて、イエスマンだけが門弟として残りオリジナリティを追求する門弟は淘汰されてしまう。

 また一番アカデミックな場でなければならない大学の運動部で行われている活動は、「精神一到何事かならざらん」という原始的と言わざるを得ない稚拙な社会を形成している。

 このような社会構造が、思考訓練を阻害している原因となっているのではないだろうか。

 物事考えるということを知らないという嘆きと、必要要件の探索という行為が見られないという不思議さが相まって、何とも理解不能である。
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