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Arena Condition

AM 9:50  Temperature 8℃ Himidity 60% 曇り  December 14,'16(Wednesday)


 昨夜は、結構な雨が降って、馬場は不良になってしまいました。今朝は、気温が高いわりに、北風が吹きとても体感は冷たいです。


 12月も半ばを過ぎようとしています。


 あっという間の一年でした。振り返れば、色々あったと思いますが、日々に追われて振り返りもせずに師走を送っています。


 来年は、どんな年になることでしょう。楽しみです。



 

「従順と動き」

 

 馬のトレーニングの目的は、馬の従順性の育成とフィジカル的動きである。

 

 従順性は、誰から抑制が与えられ、誰からその抑制を解放されるかを知ることによって、生まれ育成される。

 抑制だけを与えられても、開放だけをされても従順性は生まれないし育成はされないのである。

 

 つまり、どんな行動によって抑制されたかを知り、そのどんな行動によって開放されたかを知ることによって、従順性も反抗心も育成される。

抑制されるだけでも従順性も反抗心も生まれ、開放されるだけでも従順性と反抗心が生まれると考えることができ、開放されることとその逆の抑制を一体的に学習したとき、初めて従順性が生まれ反抗心が削がれるように育成されるのである。

 

 そして、従順性を生む当事者の知能によって、行動に対する抑制と開放の時間の長さが決まり、知能の低い動物であれば、行動と抑制や開放のリアクションの間の時間が短くなければならない。

因みに、犬や猫の場合で精々2秒程度らしく、2秒以上時間が経過すると、行動とリアクションとを関連づけて学習することができないようないようである。

 

 行動に対するリアクションである抑制または開放に一貫性があれば、何をすれば抑制をされ開放されるかを理解しやすく、抑制と開放を与えてくれる人が開放を与えてくれるような行動を極力しようとするようになり、抑制と開放を与えてくれる人に対して従順性を持つようになるのである。

 

 つまり、動物は、どんな行動をすれば抑制され開放されるのかを学習することによって、進んで開放される行動をしようとするようになり、その抑制と開放が一人の人からもたらされれば、その人が開放をしてくれるような行動を取ろうとするようになり、その人が抑制するような行動をしないようになり、その人の抑制や開放を予測し、自ら歓んでその行動を取ったり取らなかったりすることが従順性なのである。

 

 以上の従順性のメカニズムに則って、特定の動きを強いれば、従順性のメカニズムに則って、パフォーマンスをトレーニングすることができるのである。

 

 つまり、フィジカルのトレーニングとは、メンタルのメカニズムに乗っ取ってしなければ、できないといっても過言ではないのである。

 

 従って、トレーナーは、動物の知能の高さによって、行動と抑制または開放との時間の長さを考慮し、動物の行動や動きに対してその決めた時間の長さにおいて抑制または開放を逐一与えて、動物が自分の行動や動きと与えられる抑制または開放とを関連づけて学習するように努めなくてはならない。

 

そしてまた、行動と抑制または開放のとの時間差をその動物の知能にあわせて決めなければならないのであれば、行動や動きもまたその最小単位を決めて、その最小単位の動きに対して抑制または開放をリアルタイムに一貫して与えなくてはならないと考えるべきではないだろうか。

 

 動物の知能の高さによって、行動や動きと抑制または開放とを関連づけることが限られるのであれば、当然行動や動きもまたその動物の知能にあった最小単位でなくては、抑制と開放と行動や動きとを関連づけることはできないのであるから、行動もまた最小単位でなくてはならないのである。

 

 馬の場合の行動や動きの最小単位とは、支点と作用点との相関感関係で、考える必要がある。

 

馬の場合は、ヘッド(頭)とショルダー(肩・前肢)とハインドクォーター(後駆・後肢)の3つのパーツを相対的に考えることが必要で、頭を左右どちらかへ曲げるとしたら、ショルダーの右または左へ頭を持っていくと考えるべきであり、ショルダーを左右どちらかへ動かそうとする場合、頭の右とか左とかへ動かそうと考えるべきであり、ハインドクォーターを左右どちらかへ動かそうとする場合、ショルダーの右とか左とかへ動かそうと考えるべきなのである。

 

つまり、頭を右また左へ動かそうとする場合、ショルダーを支点として頭を作用点として、頭を支点であるショルダーの右または左へ動かすと考えるということであり、少しでもショルダーの右または左へ頭が動いたとき、かけていたプレッシャーをリリースして、馬の頭がショルダーに対して右または左へ動くこととプレッシャーの解放を関連づけて学習し、指示した方向へ頭が動かないときさらにプレッシャーをかければ、指示通りに頭を動かさなかったこととプレッシャーとを関連づけて学習し、指示する方向へ頭を持っていくことを馬は歓んでするようになり、従順性とフィジカル的動きを学習するのである。

 

動きの単位を考えるとき、総合的運動としてサークルやスピンやロールバックやスライディングストップのようなことではなく、支点と作用点との位置関係で考えるべきなのである。

 

馬の場合、頭の動きの支点はショルダーであり、ショルダーの動きの支点は頭またはハインドクォーターであり、ハインドクォーターの支点は頭またはショルダーである。

 

頭を左右へ動かすエクササイズは、ショルダーを支点にして頭をそのショルダーの右または左へ動かし、ショルダーのエクササイズは、頭を支点にしてショルダーを頭の右または左へ動かし、ハインドクォーターのエクササイズは、ショルダーを支点にしてショルダーの右または左へハインドクォーターを動かすと考え、これらの動きを最小単位として、この最初単位の運動ができたとき馬にかけていたプレッシャーを解放して、できなかったときプレッシャーを強くして、プレッシャーの解放と動きとを関連づけて馬が学習するようにするのがトレーニングなのである。


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