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AM 9:30  Temperature 11℃ Humidity 33% 快晴  December 2,'16(Friday)


 今朝は、久々に快晴で雲一つありません。


 少し風に冷たさを感じますが、良く晴れました。


 馬場は、未だ水が浮いていて日差しでぴっかぴかです。


 週末は、久々に天気が良さそうです。


 意図について3日間ほど考えに考えていましたが、なかなかまとまらず、来る人来る捕まえて議論を投げかけていまして、やっとまとまりましたので、この後アップします。


「意図の天敵は社長」

 

 意図は、行動の目的が結果として現れる作用点へ向かうのが正常であるのに、この行く手を阻む天敵が存在する。

 

 意図が作用点へ向かえば、作用点での感触を感覚神経が脳へ送る情報を認識するが、意図が作用点へ向かわなければ、作用点での現象を感覚神経が脳へ送信していても、認識しないのである。

 作用点での感覚情報を認識しなければ、その感覚情報に呼応するように運動器官が反応することができないので、行動の目的を達成することができない。

 

 定滑車を中央にしてロープの片方に荷物を結び、反対側のロープの端を手で引き下げて荷物を持ち上げるとき、作用点である荷物へ意図が向かう。このことによって、作用点での感覚情報としての荷物の重さを認識し、その認識した重量に運動器官である腕が反応して、力点において力を加減してロープを引き問題なく荷物を持ち上げる。

 もしこのとき、意図が作用点へ向かわなければ、荷物の重さを認識できないので力点で力を加減できず、力を入れすぎたり足りなかったりして失敗をすることになる。

 

 マクロとして荷物を持ち上げるという目的を持っていたとしても、何らかの異常事態が発生して意図が作用点に向かうことができなければ、作用点での感覚情報を認識できず、力点において運動器官を合理的に動かすことができない。

 

 何らかの事態が発生して、意図が作用点を向かうことを妨害するのである。

 

 何らかの事態とは、欲望にとりつかれたり苦手意識や緊迫した状態や不安や恐怖心を抱いたりした場合やできないイメージを持ったときなどが考えられる。

 このとき、我々は何とか目的を成就しようとし、そのために大脳が直接運動器官に関与するようになり、意図が作用点に向かうことができなくなったり意図が力点へ向かうようになったりするのではないだろうか。

 

 意図が作用点へ向かうことを妨害する要因の正体は、社長(大脳)だ。

 

 社長が、従業員である運動器官の行動に直接口出しすると、意図は作用点へ向かうことができなくなるのである。

 

 成功への固執や極度の緊張状態や苦手意識やできそうもないという認識や不安や恐怖など平常心を妨げる精神的要因が働くことによって、社長は心配になり運動器官を直接コントロールしようとする。

 

 社長(大脳)が運動器官(腕や足など)を直接コントロールしようとして、力点での運動器官の動きを社長が直接命令するので、意図は作用点へ向かうことができず力点へ向かってしまい、作用点での情報は認識できず、運動器官である腕や足の動きを自覚するだけになってしまうのである。

 さらにまた、運動器官は作用点の感覚情報に反応するように動くのがベストなのに、社長が勝手に口出しするものだから、作用点の状況に関係なく運動器官を動かすので目的を達成することができるはずがないのである。

 

 一般的に理解されている運動のシステムは、脳が何らかの運動を運動器官に指令して、運動器官がその指令に従って運動するということである。しかし、このシステムは、あくまでもバックアップ機能であり主幹システムではないのである。

 

 主幹システムは、何らかの感覚情報に反応して運動器官が動くということであり、また脳が指令する場合であっても、脳が何らかの目的やそのイメージを持つことによって、自動的にこのことを達成しようとして運動器官が動くというシステムなのである。

 つまり脳が、直接運動器官に対して命令をすることはないのである。

 

 例えば、お茶を飲んだりグランドを走ったり大工仕事をしたりする場合を見てみると、脳はこれらの行動をイメージしたりその目的を抱いたりするだけで、決して運動器官である手足の動きを直接関与することはないのである。特に、初動作で目的やイメージを意識するが継続的運動となると、運動の作用点での感覚情報に反応するように運動器官は作動するのである。

 

 つまり、お茶を飲んだり走ったりするとき、一々手足を思い通りに動かそうと思う人はいないのであり、脳は、あくまでもお茶を飲むことや走ることを思い、口の中にお茶が入ってきたり走っているという自覚があるかないかをチェックしているだけなのである。

 

 日常生活では、運動システムの主幹機能が発揮されるのが当たり前のようになっているものだから、このシステムを意識することは殆どなく生活する。しかし、怪我や故障でこれらの機能が発揮できなくなったとき初めて我々はこのことに思いを馳せることになるのである。

 

 怪我や故障がなくても、苦手意識や緊迫した精神状態にあるときや不安や恐怖心が働くときや自信のないときなどは、バックアップ機能が働き運動器官に直接大脳が関与する。しかも、殆どの人の理解がこのバックアップ機能を主幹機能だと思っているものだから、通常の運動の練習や訓練においても運動器官に直接大脳が関与するように繰り返すので、極めて上達が遅延したり、作用点の情報を的確に認識する能力が退化したりしてしまうのである。

 

 従って、本来の主幹システムを信用できず、平常心であっても作用点へ意図が向かいさえすれば運動器官がこれに反応してベストな動きをするとは思えないので、最初は作用点へ意図が向かっていても一度や二度失敗をすると、社長は信賞必罰だけをしていればいいのに、ついつい口出しをして、意図が作用点へ向かうことを阻んでしまうのである。

 

 社長がすべきことは、従業員の動きに口出すことではなく、従業員が働きやすいように、目的の明確化やイメージやコンセプト(方向性など)を具体的に示すことで、社長がすべきことを守っていれば、従業員は各々の能力を如何なく発揮して目的を成そうとするのである。

 

 良い仕事するには訓練が必要で、意図が作用点に向かうことによってもたらされる情報を認識し、認識した感覚情報に対する反応として運動器官が動くことで、この反応が巧みになることが訓練であり上達なのである。

 

 社長(大脳)が、直接運動器官を作動させる能力を高めることは、訓練ではないのである。

 

 日本におけるスポーツの練習は、運動器官を上手に動かすことに重点を置いているので、運動能力の良い人もそうでない人も指導を受けることで、能力が下がってしまうのである。

 

 意図が作用点へ向かうようにするというより、作用点に向かうことを妨げないようにすることが重要なのである。何故なら、意図は何ごとにも関与されなければ、自然に作用点へ向かうものだからだ。

 

 社長(大脳)は、何時でも主役でありたいようだから、絶えず意図が作用点へ向かっているのかどうかをチェックする必要がある。

 

 運動には、力点と作用点が同じになるときがある。

 

器の取っ手を以て持ち上げる場合は、力点と作用点が同じで、コーヒーカップやバケツを持つときなどがこれにあたり、このときに支点が安定しているので、意図は運動の客体(コーヒーカップやバケツ)へ向かうので何も問題が起きないのである。

 

 しかし、乗馬でシートや脚で馬をドライブするとなると、シートや脚と馬体との接点が力点であり作用点で同じになり、このときライダーの意図が何処へ向かうのが正しいのかである。このとき意図の向かうところは、この運動の客体へ向かうことが必要なのであり、シートや脚へ向かうのではなく、馬体に意図が向かわなければならないのである。

 

 このとき、意図が馬体に向かいさえすれば、馬体がドライブしたかそうでないのかという作用点における情報を認識するので、脚やシートでの力を加減して、目的であるドライブが完遂されるのである。

 このとき、もう一つ意図が作用点に向かうことを妨害する要因がある。それは、支点に安定感がないことや支点を実感しないということで、この点において留意して、作用点へ意図をしっかり向ければ、作用点での情報に合理的に対応しようと力点や支点での加減が機能的に作用するので、この点においても問題を解決できるのである。

 

 社長が現場に口出しして良いことはない。しかし、ときには一つか二つを現場にアドバイスを適宜行うことは決して悪いことではない。しかし、極力意識的に社長が現場に口出しすること戒めるということが重要なのである。

 

 何故なら、直ぐに社長が現場に口出ししているという自覚症状がなくなってしまうからである。特に社長の口出しが成功したときである。一回成功してしまうと何回もしたくなり、何時の間にか社長の口出しが当たり前になってしまい、このこと自体の自覚が失せてしまうからである。


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