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Arena Condition

AM 9:40 Temperature 9℃  Humidity 25%  晴れ  January 19,'16(Tuesday)

 今朝は、良く晴れましたが風勝手、気温がそんなに低くないのに体感はとても冷たいです。

 馬場は、不良コンディションです。

 回復には少々時間がかかると思います。

「物語」

 作家の方が物語を紡ぐのは、テーマや主人公の骨格ができると、主人公が一人で動き始め、勝手に物語が進んでいくという話を聞いたことがある。

 馬のトレーニングは、私にとって作家が物語を創作するのと似ているような気がする。

 1回のレーニングも1ヶ月やフィニッシュまでのトレーニングも同じで、完成形のイメージがあり、トレーニングをスタートしたときの馬の状態や性格や特徴や、最初に接触したときの反応を見て、馬のパーツの反応を一つ一つ作りつつ、これらのパーツを組み合わせてスピンやサークルやストップをトレーニングするのである。

 そのときに、この馬はここを切り口にして進めようとか、ここが難しいので逆説的に反対側から攻めてみようとか、そんなこんなで進めていく内に、馬のトレーニングは、ここの問題を解決すれば全て上手くいくのではないかというようなアイディアが湧いたりするのである。

 1頭の馬の新馬のときからフィニッシュトレーニングまでの歴史は、まるで一本の小説のようであり、その経験によって一つのパフォーマンスの構造を解明したり、大局的プログラムが形成されたり、絶えず1ヶ所にとどまることがないのである。

 私は、新馬であっても古馬であっても基本的にトレーニングプログラムは同じで、ウォークでゆったりとサークルを歩き、馬の精神状態を観察して特に興奮や恐怖心に囚われていないようであれば、エクササイズを始める。

 エクササイズでフレームワークを施す中で、馬によってあるパーツの動きが悪かったりできなかったりするので、そのパーツが動くように色々な角度からトライして解決を促し、解決すれば先に進み、解決しなければやはり先へと進む。

 問題が解決したときは、その解決を踏まえて、解決した問題を基盤にして次のトレーニングに入り、解決しなかったときは、他のパーツのフレームワークとして柔軟性や可動域の拡大を図る。
 そして、他のパーツのフレームワークの成果によって、最初に解決しなかった問題に再びトライするのである。

 フレームワークが一段落したところで、バランスワークとしてバックアップや前進運動をする。

 これを繰り返しながら、トロットで同じことをする。

 そして、これらを踏まえてロープでサークルや直線運動を行って、カウンターキャンターもファウンデーションの進捗の程度によって取り入れて行くのである。

 ここまでがプリパレーションで、一旦ブレークを入れた後に、再びファウンデーショントレーニングに戻り、ここまでの成果を診断する。
そして、トレーニングを進める中で、その進み具合によってスピンのトレーニングをしながら、さらにフレームワークとバランスワークを施すのである。

 その後に、スピードサークルやフェンシングなどもまた、ここまでの進捗状況を見て、どの程度行うか、このこと自体をやるかやらないかを決める。

 また、フェンシングやスピードコントロールをした場合でも、その都度馬の各パーツの動きやバランスワークの精度を診断して改善を施しながら、これを進める。

 局面の打開を図りながら、総合的見地に立ってゴールを目指し、この馬の完成を目指して試行錯誤をしながら色々なこと発見して、物語が進んでいくのである。

 一頭の馬に対しての物語の紬方を、トレーナーとして学習すると共に、馬のトレーニングとは何ぞやという総合的見地としての有り様を学習するのである。
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