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AM 9:45 Temperature 19℃  Humidity 47%  晴れ  November 6,'14(Thursday)

 今朝は、晴れていますが、台風の影響か少々風があります。

 夕方傘マークがありますが、午後6時頃がピークのようで、それでも大したことはないでしょう。

 馬場は、ベストコンディションです。



  「数学」

 人間は、ものごとを理解しようとすると、一定の法則を見出そうとするものだ。
 世の中の現象の中に潜在する一定の法則性を、見出そうとすることが数学なのだそうだ。

 そのきっかけは、アトランダムやステディな現象を理解しようとしたり再現しようとしたり、不可解な出来事や法則性のあることについても、それらのメカニズムを説き明かそうとするときであったりするものだ。

 本来は、数学というよりも物理学といった方がいいのだが、物理学は地球上での現象を見るとき、空気の摩擦や誤差などを勘案して、数式を割り出さなければならないのに比べて、数学は、一定の法則さえ定義すればいいだけなので、物理学より単純な気がする。

 日本人とドイツ人は、世の中のあらゆるところで数学的にものごとを理解しようとするようにいわれているにも関わらず、乗馬に関しては、とても数学や物理学で解明しようという意図を見つけることは難しい。

 数学が難しければ、算数程度でいいから、乗馬を数式のような法則で考察するようになりたいものである。

 先日数日に亘って乗馬のクリニックを行ってきたが、私のこれまでの戦いは、一点ここにあって、乗馬をする人達に数学的考察を以て乗馬に望んで欲しいが、極めて強い抵抗があるし、一見無抵抗に見える人でも、決して積極的に数学的考察をしようとはしないのである。

 何故なのだろうか。

 はっきりしている1つの原因は、日本の徒弟制度に基づく技術の伝達法にあると思う。

 弟子は、師匠の技術を習得しようとして、論理化しようとしたり法則を見出そうとしたりするが、師匠はこれを許さず、社会もまた許さない文化を持っていて、これに逆らおうとすれば、その社会で生きることを許されなかった。

 兎に角黙って逆らわずいわれた通りにやるだけで、工夫して合理的にしようものなら師匠から雷が落ちるといった始末だ。

 従って、師匠の技術を見て盗めというもので、そこに何ら師匠の説明もない。質問も許されないのである。時には、説明好きな師匠がいても、その論理は極め難解で、持っている技術は素晴らしくても、いっている論理はロジックとはいい難い代物だったりするのである。

 しかし、日本の産業は、明治維新以来、生産する技術やそのシステムを更に社会構造までも、数学的に解明して先進国に急追することが大命題となって、これを見事なまでに急激な発展を遂げその技術は世界一の水準に達したのである。

 こんな成功例があるのに、スポーツや技術の伝承となると、まるで明治維新以前のままなのである。

 この間のクリニックで、久しぶりに古代人にであったような気がしたのである。

 これまで色々なところでクリニックを行ってきたが、その経緯は多少の誤差はあっても、少なからず数学的思考に対する抵抗との戦いであった。
 そして今日までに二十数年の月日が経って、本当に数学的思考が一般的になったという実感はないが、少なくても私のクリニックに参加していただいている人達には、拒否反応はなくっていたのだが、今回はまるで門前払いだったのである。

 私の完敗でした。

 ものごとを理解するのに、先ず論理的に分解してそのメカニズムを知ろうとすることは良くないし、決してしてはならないと考えている。

 ものごとを始めイメージとして映像や写真として、映像や写真で捉えることができなければ、仮説的に偶像を創造して、兎に角、自分の中にイメージを持ち、それからこのイメージで感じることを解明するために、論理化したり法則を考察して理解するようにするということである。

 始めから数学的思考することは、思考が死んでしまうので意味がない。
 しかし、イメージで捉えた後に数学的考察をしないのは、理解できたことにはならないし、自分の認識が理解した結晶だと誤解して、誤解の上に人生を築いていることになるのである。

 意行合一(いぎょうごういつ)

 孔子曰く。成して学ばざれば、暗し。学んで、成さざれば、危うし。
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