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AM 10:35 Temperature 23℃  Humidity 64%  曇り   July 4,'14(Friday)

 昨夜来の雨で、馬場は不良状態になってしまいました。

 この週末は、良い状態では迎えられそうもないです。

 今日の夕方にも雨が降るそうです。



  「押さば引け、引けば押せ 2」

 馬術もまた、柔道や相撲のように、相手の体の中に回転モーメントを与えるように、押すと同時に引き、引くと同時に押すことをする必要があり、上級者はこれを上手くやり、初級者は上手くできないということだ。

 支点と力点の関係性は、何も意識しなくても、必然的に押そうとすれば何処かをこれを支えるために引き、引こうとすればこれを支えるために何処かを押しているが、対象となる相手の中に回転モーメントを作るとなると、意図的に相手の中に支点と力点を、物理的には力点を最低二つ置かなければならない。

 水平方向と垂直方向の回転モーメントが考えられ、馬体を左側から見たときに、垂直方向の回転モーメントが時計回りと反時計回りでは、馬にとって全く違う運動であり、水平方向の回転モーメントが時計回りと反時計回りでは、運動方向が左右反対になってしまうのである。

 垂直方向の回転モーメントで、馬体を左から見たとき、時計回り(右回転)の場合は、自然に馬は後退することになる。何故なら、重心より前で駆動するからどんどん重心が後退し、そのままでは馬は真後ろに倒れてしまうのである。
従って、後退せずに前進するためには、馬は首を前方向に突きだして、バランスバックしている状態をバランスフォーワードにして前進モードをキープする。
 つまり、時計回りの回転モーメントで前進するには、バランスバックとバランスフォーワードを繰り返しているのである。

 反時計回り(左回転)の回転モーメントの場合は、重心の後方で後肢が着地して駆動する運動で、自然に前進するモードで直進性や体力の消耗を軽減することに適している。

 水平方向の回転モーメントは、時計回りの回転モーメント(右回転)の場合、自然には運動方向が右サークルになり、反時計回り(左回転)の回転モーメントの場合は、自然には運動方向が左サークルになる。
 
 ゴルフボールのスライス回転の場合に、ボールの曲がりは右へ反ることと同様で、右回転モーメントは、馬の場合でも自然には運動方向も右サークルになるのであり、フック回転の場合は、ボールの曲がりは左へ反ることと同様で、左回転モーメントは、馬の場合でも自然には運動方向が左サークルになるのである。
 しかし、態々自然というのは、馬の場合は右回転モーメントで左サークル、左回転モーメントで右サークルをするので、自然ではないことを行っているのである。何故なら、右回転モーメントで右サークルを描けば、絶えず後肢がサークル軌道の外側へステップすることになるから、馬は転倒しやすくなってしまうのであり、その逆もまた同様なので、右回転モーメントで左サークルを、左回転モーメントで右サークルを描く必要があるのである。
 つまり、回転モーメントの方向と逆の運動方向をする必要があり、このために馬は前肢のステップイン(フロントイン)を、後肢のステップインの角度より大きい角度でしなくてはならないのである。

 右回転モーメントで左サークルを描くのは、遠心力と後肢が逆方向のステップをする必要があるからで、この場合に前肢がより大きくステップインすることによって、回転モーメントと逆の運動方向を作ることができるのである。
 左回転モーメントで右サークルを描くのも同様のことである。

 馬術は、垂直方向でも水平方向でも、回転モーメントと反対方向の運動ベクトルを作るということで、垂直方向の右回転モーメントで前進運動を継続するためには、バランスフォーワードを作るための首の運動が重要になり、水平方向の回転モーメントと逆の運動方向を作るためには、前肢の大きな角度のステップインが重要だということである。
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