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AM 9:30 Temperature 19℃ Humidity 21% 晴れ March 28,'14(Friday)

 今朝は、昨日と打って変わって、初夏を思わせる陽気で、風もなく朝からジャケットのいらない暖かさです。

 福岡では、桜が満開に近いとか、上野でも気の早い人は花見が始まったそうで、今年は少し早いようです。

 馬場は、重馬場状態ですが、全体の半分ぐらいはやや重なので、午後には全体がやや重状態まで回復すると思います。

 

 「安心安全のための調教法」

 このテーマは、近々ホースマンズコラムで書こうと思っているが、人が馬に乗るのに、安心できるということは、どんなマインドを持っている馬なのか。
 人は馬の背中で、何を不安に感じ、どうなると安心感が出るのだろうか。

 馬は、約生後20ヶ月頃にサドルブレーキングをして、調教が始まり、レイニングホースだと、満3歳の11月の行われるNRHA Futurityという新馬戦に出場する。
 私の経験だと、調教を続ければ、その後にも能力が上がり、生涯能力をアップし続けることができると思う。

 私が、名付けたのだが、調教の仕方は100人の調教師がいれば100通りあるが、「正解法」と「消去法」の二つに区分できるのではないかと思う。

 馬に正解を要求することは、どちらの調教法も同じだが、正解法は、正解を導き出すために、極力正解を出さざるを得ないよう状況を作り、馬が正解を出したときにプレッシャーをリリースして褒め、これを馬に学習させる方法で、消去法は、極力合図を送るだけで、馬が正解を見つけるまでミステイクをする毎にプレッシャーをかけて叱り、正解を見つけたところでプレッシャーをリリースして褒めて学習させる。

 さて皆さんは、どちらが安心安全な馬として出来上がると思うだろうか。

 多分多くの人は、正解法だというに違いないと思う。

 しかし、消去法による調教が、馬を安心安全な馬として仕上げるのだ。

 正解法と消去法との違いは、正解を誘導するのが強制的か能動的かの違いである。

 正解法は、馬が正解を出さざるを得ない状況を作っているわけで、つまり強制力を以て、正解を誘導しているから、馬は受動的で、能動的に正解を導き出しているとはいえない。
 つまり、正解を導き出す動機が馬にないといえる。

 日本の乗馬環境の大半は、この正解法によって調教しているので、安心安全な馬にならないのだ。

 人間の教育も、日本では正解法の割合が大きく占めているので、回答書に書いてある答えを見つけるのは上手かも知れないが、正解のない問題となると途端に思考回路が停止してしまう。これは、クリエイティブになる芽をつぶしてしまっているのである。

 一方消去法は、合図がライダーから送られてくるだけで、何が正解かも分からず反応してみると、それは間違いだと叱られる。そして何回もミスした挙げ句やっと正解に到達して褒められるということになる。
 馬は、正解を見つけるまで、自らの意志で正解を探すということになり、この調教法は、正解を誘導すると同時にその動機付けをしているといえる。つまり。消去法は、ライダーの要求に応えるというだけでなく、絶えず要求に応えようという動機付けをしながら調教しているのである。

 私は以前、右も左も分からない新馬には、最初正解法で調教し、調教がある程度進んでから消去法に切り替えると考えてきたが、これは全くの間違いで、右も左も分からない新馬こそ消去法での調教が必要で、消去法がある程度進んで、馬が能動的にライダーの意を汲もうとする意識が生まれてから、正解法での調教法を取り入れるべきなのである。

 一旦、正解法で無垢の馬を調教してしまえば、馬自身の能動的思考力を阻害してしまい、中々フリーの状態にしても、指示あるまでじっと指示を待つ馬にはなりにくくなってしまうのである。

 人もまた、一旦正解法の環境で教育すれば、自らの意志で考えるべきことを見出す力を失ってしまうことになる。そして、そんな環境でも自らの熱情でものを考え出したい感情を抑えられない子供が非行に走ってしまうのである。
むしろ、非行に走ってしまう子の方が正解法で正解を出す確率の高い子供よりはるかに才能があるのに、日本の教育システムはこのような有望な子供を非行に走らせているのである。
 尤も今日の教育者達は、正解法で正解を出す確率の高かった人達がなっているから、消去法の教育をするクリエイティブな発想力がないので無理なのかも知れない。
 勿論、これを司る官僚もまた正解法の権化だから、消去法を実施できる程の発想力がないのである。

 消去法による調教や教育は、動機付けが最大の成果で、能動的に目的のために能力を発揮し、この繰り返しによって能力が上がり、上がった能力を以て更なる発想をする循環を、システムとして作り出す教育法なのである。
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