FC2ブログ

Arena Condition

AM 9:25 Temperature 15℃ Humidity 22% 晴れ March 17,'14(Monday)

 今朝は、とても暖かく春本番といった感じで、今週は、大凡高い気温が続きそうです。

 馬場は、水溜まりが二つあるものの、今日で全面回復します。

 梅の花が満開のままで、梅は花が長持ちです。


 これだけ気温が上がると、そろそろ桜の開花が聞こえてきそうです。



 「私説 賛同と反対のメカニズム」

 多くの人は、ものごとに賛同するか反対するかを決めるのに、何らかの根拠に基づいてしていると認識している。そしてその根拠とは、成功の確率だったり、リスクの大きさだったり、また利益の大きさや損失の大きさだったりする。

 しかし、「選択の科学」という本によれば、利益の枠での選択と、損失の枠内での選択では、多くの人が選択するにおいて同じ傾向を見ることができるのだそうだ。

 それは、無条件で$100.-を貰えるのと、丁半博打にように50%の確率でギャンブルをして勝てば、$200.-を貰え、負ければ一切貰えないという場合には、無条件で利益が得られるし、ギャンブルをして負けても損失は生まれない利益の枠内での選択に該当し、それなのに多くの人は、ギャンブルをしないで無条件で$100.-が貰える方を選択するのだそうだ。
 ギャンブルしても損をすることはないのに、ギャンブルを選択しないのである。

 一方、無条件で$100.-を支払わなくてはならないが、丁半博打で勝てば支払わなくて済むが、負ければ$200.-支払わなければならない場合、何れにしても利益が生まれるということはなく、最高に上手くいっても支払わなくて済むという損失の枠内での選択となるのに、多くの人はギャンブルをする方を選択するのだそうだ。
ギャンブルして勝っても精々支払わずに済む程度で、利益が生まれることはないのに、人々はギャンブルにかけるという選択をするのである。

 つまり、前提条件が利益という中での選択で人は、無条件で貰える利益を過大に評価するか、ギャンブルに負けるというリスクを過大に評価するから、ギャンブルによるリスクを避けようとするのか、または、ギャンブルに勝てれば$200.-貰えるという利益を過小評価するのか、何れにしてもギャンブルを避けて無条件で$100.-貰える方を選択するのだそうだ。

 これと正反対に、前提条件が$100.-を支払うという損失の枠内で選択しなければならないとき、ギャンブルをして負ければ倍の$200.-支払わなければならないといリスクを過小評価するのか、その逆に無条件で支払う損失を過大評価するのか、勝ったとき支払いが0になるという利益を過大評価するのか、何れにしても多くの人はギャンブルする方を選択するそうだ。

 以上を整理すれば、無条件で$100.-貰え、ギャンブルで勝てば$200.-貰え、負ければ一切貰えなくなる。
 多くの人は、ギャンブルしないで、無条件で貰える方を選択する。

1. 過大評価   
A)  無条件で貰える利益。
B)  ギャンブルに負けるというリスク。

2. 過小評価
C)  ギャンブルに勝って貰える倍の利益。


 また、無条件で$100.-支払、ギャンブルして勝てば支払わずに済み、負ければ$200.-支払わなければならない。

1. 過大評価
A)  ギャンブルに勝って損をしない利益。
B)  無条件で$100.-支払う不利益。

2. 過小評価
C)  ギャンブルに負けて支払う$200.-の損失。

 利益の枠内での選択では、対極にある利益を過小評価し損失を過大評価する。そして、条件側にある利益を過大評価し損失を過大評価する。
 利益の枠組み  現状維持 $100.-を貰える利益を過大評価。
         対極   $200.-を貰える利益を過小評価。 貰え
る金額が0になる損失を過大評価。

 損失の枠内で選択するとき、対極にある利益を過大評価し損失を過小評価する。そして、条件側にある損失($100.-支払う)を過大評価し、利益($支払が$100.-で済む)を過小評価する傾向にあるということである。

 損失の枠組み  現状維持 $100.-払わなければならない損失を過大評価。
        対極   支払金額が0になる利益を過大評価。 
$200.-支払わなくてはならない損失を過小評価。

 利益の枠組みでは、何らかの行為を付け加えることにより得られる利益より、現状の利益を過大評価して、付け加える行為によるリスクを過大評価するので、リスクを避け現状維持を求める。

 損失の枠組みでは、現状の損失を過大評価して、何らかの行為を付け加えることのリスクを過小評価し、付け加えることで得られる利益を過大評価するので、リスクをかけても利益を得ることを選択する。

 新しい提案をすると、多くの人は賛同せずに抵抗をするものだ。

 何故、いい提案で採用すれば必ず改善するのに、人は必ずしも新しい提案を受け容れようとせずに抵抗を見せる。

 この場合、現状の改善で、現状というステージが、提案者側は、現状を損失の枠内として捉えているが、問題は当事者が現状を損失の枠組みで捉えているか、利益の枠組みで捉えているかで決まる可能性が大きいのである。

 つまり、当事者が現状を利益の枠内で捉えていれば、新しい提案を受け容れて得る利益を過小評価し、その提案を実行したときのリスクを過大評価することになるから、当然新しい提案を受け入れないか、これに抵抗するのである。

 また、当事者が、現状を損失の枠内で捉えていれば、提案を実行するリスクを過小評価し、現状の不利益を過大評価し、提案による改善を過大評価することになるから、新しい提案を受け容れることを選択する。

 また、新しい提案をするとき、当事者が現状を利益の枠内と捉えているか、損失の枠内で捉えているのかが鍵になり、もし提案を受け容れさせたいのであれば、前提条件を損失の枠で設定されなければならない。

 しかしながら、多くの人は、現状を客観的に損失の枠で捉えていたとしても、いざ第三者から新しい提案をされると、現状を肯定しようという感情が起き、現状を利益の枠で捉えてしまうので、新しい提案に抵抗しようとするのである。

 また、このようなメカニズムで考察すれば、新しい提案によって、利益がもたらされるとプレゼンテイションするか、提案を受けいれないことによって、損失があるとプレゼンテイションするかによって、人は無意識に現状を利益か損失の枠組みとして捉えるかを決定してしまうようである。

 つまり、手術をすれば、健康になるというか、手術をしなければ、死ぬというかによって、人は手術をするかしないかを決定してしまうのである。

結論的にいえば、健康になるといっても、中々手術をする決断をしない。しかし、手術をしなければ、数ヶ月で死ぬといえば、手術を選択するということになるのである。

 新しい提案者は、その提案によってもたらされる利益を主張したがる傾向にあるが、この提案の仕方は、人間の心理作用を考慮すれば成功率が低いということになる。
むしろ、提案を受け容れないことによって得ることになる不利益を以て提案をすべきなのである。

 論理的提案は、あまり選択に影響させることはできないということだ。

 また、利益を以て説得することも得策ではなく、現状の枠組みが損失か利益かが問題で、枠組みが利益であっても、提案が損失を基盤として組み立てられれば、提案を選択する可能性が大きくなり、枠組みが損失であっても、提案の基盤が利益で組み立てられていると、その逆に利益の枠組みになって、提案を選択しない可能性が大きくなるということである。
スポンサーサイト



プロフィール

eldorado ranch

Author:eldorado ranch
eldorado ranch
Arena Condition

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブックマーク
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー
02 | 2014/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード