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AM 10:00 Temperature 15℃ Humidity 40% 晴れ November 15, '13(Friday)

 曇りがちですが晴れています。昨夜少し雨がありましたが、馬場は、ベストコンディションです。

 今日の午後6時頃の傘マークがありますが、少しだけのようであればいいのですが。

 今日は、少し暖かで過ごし約感じます。



 「限界を超える分岐点」

 乗馬において、馬を推進するということが何よりも優先することで、推進できることがライダーのスキルであり、前進気勢の旺盛な馬が良い馬であるということに尽きる。

 そのために、ライダーは、ハンドより脚が使えるようにという課題で馬に乗る。

 長年私もそうしてきたし、そう信じてきた。

 20年ぐらい前の話だが、ルーズレインのまま脚で推進して、常歩を維持して馬の頭を下げるというゲームをした。
 私の記憶では、Doc Patch Abnerという馬に代わる代わる4~5人位のお客さんに乗ってもらってやった覚えがある。

 この馬はとても硬い馬で、首を横にベンドすることも下げることも中々できなくて、しかも後肢の踏み込みも浅く反動も硬く感じる馬であった。

 腕試しという試行であった。

 ルーズレインのままで手を使うことができないから、全員速歩になってしまって、一人としてAbnerの頭を下げることはできなかったのである。勿論私だけは、ルーズレインのまま脚を使って推進しても、馬は常歩を維持したまま頭を下げてゆっくりと歩いたのである。

 このとき長年脚が80%で手は20%だといって、自らこれを実践して培った技術だと確信したのである。

 お陰で馬に跨っただけで、馬は頭を下げろとか後肢を踏み込めとかいわれているような騎座になったようで、私が座ると頭が下がり、その馬を他の人が乗り変わると、途端に頭が上がってしまうことも屡々なのである。

 従って、ライダーのスキルは、手よりも脚が使えることであり、脚が主体となった手と脚とのコンビネーションが重要なのだと思ってきたのである。

 しかし、このことは、本当のことなのだろうか。

 以上のような奮闘をしてきた中で、もう一つ感じてきたことは、馬が推進されたり頭が下がったり後肢が踏み込んだり、従順になったりするには、幾重にも分岐点があって、この分岐点を越えなくては、何時間かけて馬の柔軟性や踏み込みや屈撓を求めたとしても、このことができないばかりか馬の反発や抵抗や反抗やフラストレーションを募らせることになるということだ。

 つまり、正比例の棒グラフに描かれる直線のように、従順性や推進や後肢の踏み込みが向上するのではなくて、階段のように段階的に分岐点が存在して、一段一段踏み越えるように向上するもので、次の段へ踏み越えなくては下の段へと下がって、反抗や抵抗や拒否してしまうというものだということである。

 脚が重要であることと分岐点の存在という二つが、何時も私のイメージから離れたことはない。

 しかし、脚が優先であるということは、ライダーにとって至難の業で、意識的にもフィジカル的にも中々できるようになれないことなのである。

 そこで、今日この頃思うことは、分岐点ということをもっと重要視しなくてはならないのではないかということである。

 手を優先しても脚を優先しても構わないから、馬の持つ分岐点を越えるということを、ライダーは重要だと考えなくてはならないということだ。

 レインを引っ張って、このプレッシャーをリリースするには、馬がこれを自ら譲る分岐点を越えるまで、レインで与えているプレッシャーを緩めてはならず、この分岐点を超えるために、ライダーは自分が考える全てのことを試すべきなのだ。

 レインをもっと引っ張るのか、レインでかけたプレッシャーをそのままプレッシャーを強めず、かといって弱めず、ホールドしたまま脚でプレッシャーを掛けるのか、それと脚を入れる場所やレインを引っ張る方向を変えるのか、考えられるあらゆることをして、馬が持つ分岐点を越えるまで、かけているプレッシャーを緩めることなく、むしろプレッシャーを掛けること自体、馬が持つ分岐点を越えることが目的なのだと思わなくてはならないのではないだろうか。

 更に、分岐点を越えるとは、引っ張ったレインをリリースしても、馬が引っ張ったところに頭を起き、リリースした分レインが緩まなくてはならないというこということで、もしレインをリリースしたとき馬が頭を戻して、リリースした分の緩みができない場合は、分岐点を越えてないと心得なくてはならない。

 脚のプレッシャーにおいても同様で、プレッシャーをリリースしたときにボディポジションやフレームが元に戻ってしまうのは、分岐点を越えていないということでフレームを維持したり作ったりしたバランスバックが維持されていれば、分岐点を越えたということなのである。

 分岐点は、馬によって一段一段の段差が違うので、その分岐点は脚や指先で感じなくてはならないが、馬が与えられたプレッシャーに対してこれをリリースしても、ライダーの意図する首や後肢やステップなどの状態を維持するということで見ることができ、プレッシャーを掛ける直前の状態にプレッシャーをリリースしたときに戻ってしまえば、分岐点を越えていないことを意味するのである。

 プレッシャーのリリースに一貫性が必要なのは、分岐点が階段のように直線ではないからで、もし従順性や後肢の踏み込みやフレームやバランシングなどの向上が直線状であれば一貫性など必要ではない。
階段線のように向上するからこそ、ライダーに一貫性が要求されるのである。
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