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AM 9:40 Temperature 34℃ Humidity 44% 曇り August 12, '13(Monday)

 今朝は、昨日までの猛暑と比べると、曇っているせいもあり少しだけ過ごしやすく感じます。

 土日の暑さは、酷暑といいたいくらい暑かったです。

 馬場は、昨日ぐらいから大分乾燥してきて、埃が立ちます。




 「選択の科学」

 数年前のこの本に出会って、多くの人にこの本を薦め、ある人にはこの本を差し上げた。

 果たして読んだかどうかは定かではない、何故なら、この本を読んだ感想を聞くことはなかったからだ。

 私は、この本に大変な感銘を受けたし、誰でもが自分の思考力や大袈裟には人生観までもが変わるような一冊であると思った。

 人生観が変わるというより、自分の人生観をより確かなものとして意図的に切り開く力になってくれるのではないかと思うのである。

 NHK教育テレビで、白熱教室という番組が放映されている。この中で、コロンビア大学のビジネススクールでの講義が放送されていて、この講義の講師が「選択の科学」の著者である。

 因みにアメリカのビジネススクールというと、大学院だと理解されたい。

 本を読むのが苦手な人は、毎週金曜日の深夜に放送されるからご覧になると良いと思う。
 とても分かり易い講義なので、是非見ることをお勧めしたい。この番組を見れば、この本を読んでみたくなることと思う。

 その中身を少しだけ紹介すれば、選択肢Aは、$100.00を無条件で受け取れる。選択肢Bは、講師とある勝負をして勝利すれば$200.00を受け取れるが、勝負に負ければ受け取ることは一切できないという場合、大多数の人はAを選択するのだそうだ。

 何故なら、お金を受け取るという利益の枠組みで選択肢を考えると、人はその対局にある損失を意識して選択するから、無条件でお金を受け取る方を選択する傾向にあるのだそうだ。

 一方、選択肢Cは、無条件で$100.00を支払わなくてはならない。選択肢Dは、講師とある勝負して勝てば支払わなくてもいいが、もし負ければ$200.00支払わなければならないという場合、大多数の人はDを選択するのだそうだ。

 確率を客観視すれば、Aを選択する人はCを選択し、Bを選択する人はDを選択するという行動にならなければ理に叶わないのに、実際には、Aを選択する人がDを選択するのである。

 何故なら、お金を支払わなければならないという損失の枠組みで選択を考えると、人はその対局にある利益を意識して選択するから、どちらを選択しても損失するのであれば、いっそ勝負して支払わなくて済む方を選択するのだそうだ。このとき負けたときの損失があまり気にならなくなるという傾向があるのだそうだ。

 つまり人は、ものごとの選択において、自分の性格によって選んでいると思いがちだが実際には、条件の枠組みによって強く意識することがその対局になりがちなる傾向にあり、利益の枠組みである$100.00を受け取れるという条件下で選択すれば、利益の対極にある損失に目が向くから、勝負してリスクを冒すことのない方の無条件で受け取れる方を選択し、その逆のどっちにしても支払わなければならにという条件下では、つまり損失の枠組みでその対局にある利益を強く意識するから、勝負して負ければ損失が倍になるリスクを厭わず勝負する方を選択するのである。

 また、別の類例では、新商品の90%は失敗し、合併した企業の80%は失敗するのだそうだが、何故か。また癌の新しい治療法を紹介するとき、生存率を提示して説明する場合と、死亡率を提示して説明する場合、その治療法の採用に大きく影響するのだそうだ。

 新商品や企業合併の失敗率が高いのは、人は新しいことする場合に、いいところやいいことばかりを強調する傾向にあり、リスクを軽視するので失敗率が高くなるのだそうだ。

 癌の新しい治療法も、生存率を提示すれば、採用しようとする人が少なくなり、死亡率を提示すれば採用とする人が増える傾向にあるのだそうだ。

 人は自分の意志でものごとを選択して生活をしていると思っているが、情報や条件の枠組みよって選択させられていることに、気付かずに選択させられて生きているということを、この先生は実際に色々な実験や追跡調査をして検証しているのである。

 この先生の目的は、如何に誰もが正しい選択のプロセスを身につけるかで、自らの力で自分の人生を切り開けるようにすることであり、誰もがその能力を備えることができるといっているのである。

 何を選択するかが問題なのではなくて、どのようなプロセスで選択するかが問題だといっている。

 この番組で取り上げていることには、理性で選択する場合と直感で選択する場合とがあって、記憶が選択する場合の大きな作用をするが、記憶はとても危険だといっている。
記憶とは情報であり、情報が危険なのは、その枠組みによって解釈が全く逆になる性質を持っているからだというのである。

 また、同時に直感もさしてあてになるものではなく、直感も経験によって養成されるもだから、記憶に左右されるからこれも危険だというのである。

 しかし、優れた投資家やチェスのチャンピオンや退役軍人を例に挙げて、これらの人は何が優れていたのかといえば直感だといっている。

 この直感を、理性と直感の融合で、「情報に基づく直感」と称している。

 「情報に基づく直感」を身につけることが、選択を誤りなくできるようになるために重要な能力だと締めくくっている。
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