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Arena Condition

AM 9:45 Temperature 14℃ Humidity 計測不能 晴れ March 21, '13(Thursday)

 策は、雨が結構降りましたが、結局お湿り程度よりも少なくて、馬場は、ベストコンディションです。

 良く晴れてますが、それほど気温が高くないので、ひんやりした感じで、しかも風が強いです。

 予報では、お昼頃までで、風は収まるといっています。

 機能は、春分の日でお休みでしたが、学校は春休みで、卒業式のシーズンで、梅の木はすっかり花は散ってしまって、葉っぱだけになっています。

 そして、例年より一週間ぐらい桜の開花が早いようで、何処かでは花見をやっている人達がいるようです。



 「今更ながら」

 ドレッサージュにおけるライダーの姿勢は、上体を垂直に保ち、下半身は、軽く膝を曲げて、上体の中心線の真下にくるぶしが来るように足を保ち、決して上体の中心線より前で鐙を踏まないようにする。

 詳細には、もっと定義されるところはあるものの、大凡こんな具合だが、大分以前にこの姿勢に言及したことがあって、ライダーが楽に騎乗するために考案されたものではなく、馬を収縮させたり後肢の踏み込みを深くしたりするために、考案されたものなのだと言っていて、その通りなのだが、当時あまり深く考えていたわけではなかったのである。

 実にその通りで、今更ながら、馬の収縮、特に後肢の踏み込みを作るために欠かせないことだと痛感している。

 実感として思うことは、股間でサドルに座って一番体重を掛けるスポットがあり、極力全体重をこのスポットにかけて、鐙に負重しないようにする。これをより合理的にするために、鐙を履く脚の位置が、このスポットより後方に位置することで、ライダーの体重がシートスポットにより多く負重して、馬を推進をすることができるのである。特に後肢のストライドを伸長できるのである。

 この騎乗姿勢については、乗馬を始めた頃に得た知識であったが、二十数年経った今、必死になって後肢の踏み込みをより深くしようと悪戦苦闘しているとき、ふと思い浮かんで実感したのがこのことなのである。

 騎乗姿勢を解説したものを読んだのでは、実感が湧かないし、馬に乗っているときにこの姿勢を取ることは難しいが、ライダー自身が、自分の体重を鐙で支えるときに、決してシートスポットより前方で支えないようにすると考えると良く実感できて、実現しやすいのではないかと思う。

 ライダーが馬の運動に影響を与えることができる最大のツールは、脚やレインハンドではなくて、自らの体重なのであり、馬の姿勢や体勢を作るには、脚やレインハンドを駆使することが有効な手段であるが、馬の推進に影響を与えることができる最大の要因は、馬自身の重心の置き所やその変化(バランス)で、このことに対して直接的にライダーが影響を与えることができる最大の要因が自らの体重で、これを最大限に有効活用することが、この騎乗姿勢なのである。

 この騎乗姿勢を考案したのが誰なのかを知らないが、多分馬の後肢を踏み込ませて推進しようと悪戦苦闘した際に、実感したのではないだろうか。

 私は、馬の常歩・速歩・駈歩・後退の全てにおいて、後駆に重心をおいて運動したいときに、自分の体重を鐙にできる限り負重しないようにすることによって行おうと最初考えた。
 すると確かに推進を、脚でのプレッシャーを主体的にしていたときよりできるようになって、今では、脚は推進の補助的ツールになったのである。

 ところが、もっと徹底的に後肢を深く踏み込ませたいと考えたときに、脚の位置を自然により後方へ持っていったのである。
 このとき注意しなくてはならないことは、脚を後方へ引いたときに上体が前傾してしまうことで、自分の体重を後駆へ乗せたいと思って、前傾をすることを避けるようにすることもまた重要なのである。

 そして馬を、前進させて急激にストップし、更にロールバックしたり巻き乗りをしたりして、瞬間的に後肢の踏み込みを深くしようとしたときに、自分が自然にしている姿勢を見てみたのである。
 すると、前進しているとき、自分は自分の体重をシートスポットで感じながらいることに気付いたのである。そして、今度はより意識的に全体重をこのスポットへ欠けようとしたときに、自然に鐙に体重を掛けることの無いようにしようと考えていて、ところが推進を強くした後にストップしようとしているから、鐙を履いている足はどうしても鐙で体を支えようと前方へ持って行ってしまうのである。
 そこで、もっとシートスポットにかかる自分の体重を意識しようとこれを繰りかえす内に、なるほどこのシートスポットより前で支えようとしないようにすることによってできると実感したのである。

 そこで、今更ながら、このドレッサージュの騎乗姿勢を思い出したのである。

 騎乗姿勢を形から入れば、自分の体を強制的に拘束して、肝心の馬の推進に繋げることができない。

 馬の後肢の踏み込みをより深くするためにシートスポットへ全体重を掛けようとしたときに、鐙の位置を工夫した結果として辿り着く騎乗姿勢で、シートスポットより前に鐙の位置を置いて、自分の体重を支えないようにすることを意識すれば、必然的に騎乗姿勢を作ることができるのである。
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