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訃報

Pass The Way

Two T Pachucco Wimpy AQHA #229468 March 23, 1985 Bay Gelding

Sire  Easter Gentleman Dam Baransa Cock

27歳10ヶ月21日

1988年 NRHA Futurity Open DV 5th Place
JWRA Open Champion
EWPC Open Champion
Ltd Non Pro Champion
Etc…

チャックの愛称で親しまれてきたTwo T Pachuco Wimpyが、本日午後4時15分に永眠致しました。

日本でウエスタンの乗馬クラブを設立しようと思って渡米したとき、こんな素晴らしい馬が我がクラブにいるだけで、日本の乗馬を愛する人達に感動を与えるのではないと思い、オーナーに購入の意志を伝えてから3ヶ月説得にかかってやっと快諾を得て、手に入れることができた馬でした。

1989年春に渡米して初日、Bob Loomisのランチに尋ねたところ、その日は雨で、近くの競技場へ馬を連れてトレーニングへ出かけて留守だということでした。
それは、Hurdy Murphy Coliseum(ハーディマーフィコロシアム)という会場で、客席に入ってみると、インドアアリーナで何人ものライダーが、それぞれにトレーニングをしていました。

Bob Loomis(6 Times Futurity Champion) ,Creig Johnson(2 times Futurity Champion, Dean Latimerその他に何人もいました。

そこでBobが乗っていたのが、チャックだったのです。

チャックを初めて見た瞬間に、三国志に関羽が跨る赤兎馬という歴史的名馬がいますが、正に赤兎馬だったのです。

この馬は、レイニングとしてのパフォーマンスが一流なだけでなく、何処でどんな状況で誰が乗っても、全くリスクを感じさせない馬でした。

競技会に数え切れない程この馬に乗って出ましたが、出番前に馬に対する不安を抱いたことがありませんでした。
馬に乗ってきて、これほどライダーに安心感を与えてくれる馬に出会ったことはありまでした。

アメリカの雑誌の表紙に飾られたこともあり、当時のレイナーなら誰でも知っている馬でもあります。

私は、チャックに出会えて、こんな幸運なことはないと思っています。

日本に輸入してからは、娘の愛馬としました。

彼女が今ライダーとして成長できたのは、チャックのお陰ですし、子供達がプロのトレーナーになったのも、このチャックがいたからに外ならないと思っています。

後1ヶ月あまりで28歳になるところでしたが、これほど長生きできたのも、この馬の生命力の強さだろうと思います。

日本にレイニングなどというものが存在してなかった時代に日本に渡り、馬場もスライディングできるコンディションなど何処にもなく、受け入れ態勢など備わってなかった時代に、滑って見せて回って見せて、多くの人がチャックという馬の存在を知らなくても、今日スピンやスライディングストップやスピードコントロールをしているのは、この馬がいたからなのであり、このチャックが日本のレイニングの歴史を創造したことは間違いのない事実なのであります。

どうか、日本のレイニングの歴史を語るとき、Two T Pachuco Wimpyの名と共にあることを覚えておいて下さい。

謹んで長い間のご愛顧に対しまして、感謝申し上げますと共に、ここにお別れのご報告を申し上げます。


              2013年 2月 13日

              エルドラド ランチ

              代表 土岐田 勘次郎
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