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Arena Condition

AM 9:40 Temperature 9℃ Humidity 19% 晴れ February 5, '13(Tuesday)

 昨夜晴れてた割には差ほど冷え込みが厳しくなくて、バケツの氷が張っていませんでしたが、現在少し風があってとても冷たく感じます。
 雨が昨日降りましたが、馬場は良いコンディションを保っています。

 明日が雪マークになっていて、一日中雪になるそうです。

 冬来たりなば、春遠からじ

 もう少ししたら、水が温み始めることでしょう。



 「馬体上におきるモーメントと3点(作用点・支点・力点)との相関関係」

 作用点・支点・力点の3点とは、力点においてパワーが作動して、そのパワーが支点において方向転換(屈曲)し、作用点において力点で加えられたパワーの方向が逆向きになって作用する。飽くまでもパワーが加わるのは力点だけである。
 上下の縦方向でも左右の横方向でも同様である。

 シーソーを、イメージするとその様子が分かる。

 しかし、馬に乗ってこれを実行しようとしても、そのままできるわけではない。
 何故なら、ライダーは、レインハンドや脚やポジショニングなどの組み合わせによって、作用点・支点・力点の位置づけをさせて、且つそれぞれに機能するようにしなくてはならないからである。

 例えば、レインハンドを上方へ引き上げると、馬の口元に力点をおいたことなり、そしてこのとき支点が頭頂となる。 頭頂を支点にして口元を引き上げられることに連動して、その張力は、首から胴体そして後駆までを前方へ引っ張ると共に上方へと引き上げる働きをする。

 その上方へと引き上げるモーメントに対して、ライダーと馬が負重してこれと逆に下方へ引き下げる。このときライダーが負重するところがもう一つの力点になる。
 そして、(A)作用点と支点の距離、(B)力点と支点、AとBの距離の差に作用力が反比例するので、支点との距離によって同じ負重する力量でも、支点までの距離が近ければ作用力が小さくなって、遠くなれば作用力はこれに反比例して大きくなるから、ライダーのポジショニングは、支点との距離が大きく作用点においての作用力に大きな影響力を持つのである。

 支点となる馬の頭頂を中心として、馬の顎は引き上げられ、胴体は引き下げられて、馬の顔と胴体とで作る角度が鋭角化するのである。
 つまり、屈撓するということである。

 また、このとき、力点を口元にしてレインを引き上げることと、力点を後駆にしてライダーが負重して、後駆を押し上げることを同時にすることによって、馬体の下方で馬の最前部と最後尾を近づける力となるのである。
 このことで作られた姿勢が、収縮なのである。

 また、力点を馬の口元にしてレインを横方向へ引っ張ると、支点が馬の肩になり、肩が支点として固定されれば、レインで横方向への引っ張る張力は、肩を支点(中心)にして、馬体の後駆をレインによる張力と逆方向へ引っ張ることなる。
 そこで、肩を支点にして固定し、力点を口元と後駆の二つにおいて、例えば、レインを左横方向に引っ張り、後駆を左横右方へ脚で押すようにして、口元と後駆を左横方向へのモーメントを与えると、馬は左方向へ肩を支点(中心)として「くの字型」に屈曲する。
 これが、左内方姿勢ということである。

 このとき力点において働く力と共に、支点となる肩が固定されるという力が働くことが重要なのであり、固定されるとは、この場合口元と後駆が左方向へとモーメントが働くので、肩は右方向へとモーメントが働かなければ固定化されないということなのである。

 実際、馬がほんの少しだけ肩を中心として「くの字型」に屈曲していれば、屈曲している内方へ口元を引くと、肩へはその反対側へ押し出されるモーメントがその作用として働き、後駆を内方へ向かうモーメントを与えれば、肩は外方へ押し出されるモーメントがその作用として働くのであるから、
 しかし、ほんの少しでも「くの字型」に屈曲しているという前提条件が必要で、若し屈曲していなければ、馬体の何処にも支点が生まれず、口元に働くモーメントは、馬全体を引っ張るだけとなるし、後駆に対するモーメントもまた、馬全体を押しているだけに過ぎなくなるのである。

 つまり、内方姿勢は、肩を支点にするために、先ず馬を肩のところで「くの字型」に屈曲しておくことが重要で、そのためには口元と後駆を同時に同じ方向のモーメントをかけると共に、支点となる肩をその逆方向のモーメントをかけることが必要なのである。そしてほんの少しでも馬体が「くの字型」に屈曲してしまえば、口元と後駆を同じ方向へとモーメントをかけさえすれば、口元と後駆が内方へ向かうモーメントが大きくなれば、これに比例して肩(支点)が外方(反対側)へ押されるモーメントが大きくなるのである。
 従って、より屈曲が大きくなって、より大きく馬体を曲げることができるということなのである。

 収縮や内方姿勢などの馬の体勢は、物理的力の組み合わせによって、作られるもので、ライダーは、物理的力を与える方向性を組み合わせることを絶えず意識する必要があり、そしてこのときに、支点を中心として力点と作用点との距離関係をもまた考慮しなくてはならない。
 つまり、作用点において大きな働きをするためには、作用点と支点との距離よりもより遠くに力点を置くということである。

 力点を支点からより離れたところで行うとは、ライダーのポジションとして馬体の何処に負重するように座るかによって、収縮や内方姿勢を作ることに大きな影響力を持つということであり、レインをピックアップするにしても、馬の口元が力点となるわけだから、そのピックアップする角度、つまり手元で引くのか、より低く引くのかによって、支点との距離が変化することになるので、当然作用する働きが変わるのである。

 作用点・支点・力点の3点のメカニズムによって、馬の体勢を作ることができ、馬体の屈曲によってその屈曲する頂点が支点となり、作用するモーメントの大きさは、支点と力点との距離によって大きく変化するので、作用の働きを大きくしたければ、作用点と支点との距離を小さくするか、支点と力点の距離を大きくするかをする必要があって、そしてその距離は、ライダーのポジションの置き所でありレインの引く角度で決まるのである。

 また、少し話が複雑になるが、作用点の作用を更に大きくしたければ、作用点を力点にして力を与えることによって、力点が作用点となり、作用点と力点が互いに力点であり作用点となって、結果的に作用点における作用を倍加させることができるのである。

 例えば、カウンターキャンタの際に、馬体が外方へ屈曲している状態(外方姿勢において、内方脚で後肢のステップアウトをさせながら行うが、このとき、その外方姿勢を維持したまま馬の口元を馬の胸中心に向かって引きつけるようにすれば、後肢によりステップアウトするようなモーメントが働き、内方脚の扶助を助ける働きができるのである。
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