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AM 9:35 Temperature 10℃ Humidity 23% 晴れ January 30, '13(Wednesday)

 やっと馬場が回復して、我がクラブの馬場が帰ってきたという感じです。

 昨日2回ほどハローを掛けて、奥の部分的に先ずがぬかるんでいるところがあったので会うが、3/2ぐらいは、良い状態にまでなっていましたので、今朝は、一番奥のところは凍結していますが、そこ以外はベスト状態だと思います。

 お待たせ致しました。約3週間ほど開店休業でしたので、やきもきしたお客さんもいらっしゃったのではないでしょうか。

 今回の雪のダメージは、我がクラブ始まって以来で、今年の寒さもまた記録的だと思います。


 「ライダーの課題」

 ライダーが馬をコントロールするにおいて、どんな技術が一番優先して身につけるべきことなのかということが、インストラクターも本人も、明解になっていない魔界のような乗馬社会が、今日の日本ではないかと思う。

 さて、ライダーは、馬の動きをコントロールするには、脚やレインハンドなどを駆使して行っているが、このライダーが行っていることが馬に対してどんな影響力を持っているかを知る必要があって、その影響力の実態によって、ライダーが何処に重要性を考えたりどんな技術を身につけたりしなければならないが決まるので、一番重要なことなのである。

 一般的にインストラクターがお客さんに教えることは、馬鹿の一つ覚えのように、姿勢や拳の位置を喧しく繰り返すだけのレッスンで、またそれを受け入れている乗馬のお客さんもどうかと思う。

 ライダーは、馬の運動そのものに直接影響力を与えることができるのは、体重のかけ方つまりポジショニングであり、バランスである。
そのポジショニングとは、一般的にいわれている姿勢といった何時でも同じ姿勢を固定化するように強要するような馬鹿げた話ではなくて、馬のテクニカルとメカニカルムーブメントと大きな関わりとしての重心のかけ方である。
 もう一つはバランスで、自転車の二人乗りの時をイメージすれば分かるように、運動とは重心移動なので、その馬の重心移動にライダーの重心を合わせたり外したりできる能力が必要なのである。

 これらのことを踏まえて、ライダーが優先して身につけなければならない技術とは、馬に対してプレッシャーを与えるときに、支点と作用点という意識を以て、その2点を絶えず有効に機能させて、自らの脚やレインハンドのプレッシャーを作れる能力なのである。

 多くのライダーは、作用点でしか自ら馬にかけるプレッシャーを認識できていなくて、例えば馬を右へ誘導したいときに、馬の首を右に曲げたり右へのステップを促したりするために、レインを引いたり脚を左側から入れたりする。つまり作用点しか意識していないのである。

 作用点と同時に支点を意識して行わなくてはならないし、作用点と同時に支点を意識的に操作する能力を、ライダーが最も身につけなくてはならない技術なのである。

 例えば、右へ馬を誘導したいとき、馬の首を右へ曲げたり前肢を右へステップさせたりするために、脚やレインを使うと同時に、その作用点が作用するように支点として何処を支軸とするかということである。

 馬の首を右へ曲げたいときに、馬の肩を支軸とするとか、前肢を右へステップさせたいときに、後肢を支軸にするとかである。つまり、馬の首を右へ曲げようとするとき、同時に支軸として馬の肩や後駆をと考えることができるが、肩とした場合は、肩が動かないようとか肩を左へとかの支点を、首を右へという作用点と同時に、ライダーは意識しなければならないのである。

 作用点ばかりに囚われがちなところを、支点と作用点を1セットにして、扶助できるようにならなくてはならないのである。

 実際に馬がそれを心得ていれば、態々支点のためにライダーがしなければならないことはないかも知れないが、絶えず馬が運動するときに、作用点を意識したときは、同時に支点を意識するように努めることが重要なのである。

 そして、内方姿勢にしても収縮姿勢にしても、何処を支点にして何処を作用点にするのかを、ライダーは、体感として感じ取って必要なプレッシャーをかけることができる技術がライダーの課題なのである。

 馬の運動に直接的に関与することはできないにしても、かけるプレッシャーがコミュニケーションにしても強制力を持つにしても、支点と作用点は、絶えず逆向きのベクトルのパワーをもつから、右への運動を求める時に100の力が必要だとしたときに、右へ50、左へ50の力を支点と作用点にかけることによって、同一線上にこの力が加われば、0のパワーとなり停止状態を作り、異なる線上に位置すれば50+50イコール100となるのである。

 つまり、右へレインを100のパワーで引っ張るのと、右脚で肩を左へ50のプレッシャーをかけるのとレインを50のパワーで引っ張れば、馬の首には両方とも同じ100のプレッシャーを掛けたことになるということなのである。

 そして、ライダーが身につけなくてはならない技術とは、100のパワーで馬の首を曲げたいと思ったときに、レインを50、肩を50のそれぞれ逆向きのプレッシャーでこれを行えることなのである。
 勿論30のパワーで首を曲げるときもまた15+15として支点と作用点に配分して、脚とレインハンドのコンタクトが取れるようになる技術を身につけなくてはならないのである。
 
 単にレインハンドと脚だけではなくて、ポジショニングとレインハンドや、バランスと脚やレインハンド、そして、水平方向だけでなく垂直方向においても、絶えず作用点と支点を同時に意識的に機能させる技術が必要不可欠であり、このことを念頭に置いて、技術を習得するように訓練することが何よりも優先されなくてはならないのである。

 更にまた、支点と作用点が2点というだけに止まらず、支点が一つで作用点が二つになる場合もあり、3点がそれぞれ逆向きになるパワーをもつこともあるのである。
 力点・支点・作用点の3つである。
 
 もっともこの3点は、物理学上は、どれも作用点と考えるのだそうだ。
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