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 雪の予報がありましたが、昨夜から雨です。

 この雨で、残っていた雪はなくなることでしょう。

 お陰で馬場は回復しません。開店休業です。

 

 「致命的欠陥」

 末端を働かせると体幹が機能しない。しかし、目に就くのは、末端の動きで、末端の動きを如何にテクニカルにしようと誰でも思うものだ。

 只、末端の動きだという認識はなくて、何かをやっているのが最終動作で見えるから、それが印象に残るので、体の末端の動きを訓練しようと思うのである。

 日本には、ものごとの本質を示す言葉として、何ごとも腰を据えてやれとか、腰が入っていないとか、薪を割るにしても、もっと腰を入れろとか、重い物を持つにしても、腰を入れてとかいうように、体の中心での何ごともやらなければならないという文化がある。

 ところが、初心者の頃は、腰の使い方が理解できないし、一番動きが見えないところでもあるし、力が内面でどんなに作用していても動きとして見えないのが中心部であり腰なので、目立つ末端の動きをできるようにと思ってしまうのである。

 ティームロープでも、スィングを腰でするのが最も無理なく無駄な力を使うこともないし、体の故障も出にくいし、出力も最大限にすることができるが、腰の動きは見えないので、動いているように見える手首や肘や肩を動かしてしまうのである。

 ローピングでなくても、体の末端である手首や指先などの動きは、とてもテクニカルに見えて、誰でもが真似したいとかできるようになりたいとか思ってしまうものだから、訓練をスタートする時点から、そもそも間違いを起こしやすいのかも知れない。

 私は、元々曲がった性格だからかも知れないが、テクニカルに見えたり何かを巧みにしているように目についたりすることきは、評価に値しないと思ってしまう癖がある。
一生懸命にやっているように見えるのもまた然りである。

 自分が目指す技術も同じで、一生懸命やっている内はまだまだだと思うし、何かに集中したり気に掛けたり丁寧にしたりしようと思っているのは、未熟だという認識を自然に持つのである。

 ロープのスイングで、多くのローパーがしがちな致命的欠陥は、間接の使いすぎにある。

 末端の間接といえば、先ず手首である。手首を使うのは、体の中心の腰を使う妨げになることだ。
 
次の間接がエルボー(肘)で、日本人の多くのローパーの欠陥は、手首の次にこのエルボーの使い方の問題である。つまりエルボーの関節の屈伸で、ロープスィングをしてしまうことが問題なのである。
 
 エルボーの屈伸でスィングすれば、腰でのスィングの妨げになるばかりでなく、エルボーの故障に繋がり大変リスキーでもある。

 次に肩の関節である。肩の関節もまた多用すれば、呼称しやすいのである。

 私の説が正しいとすれば、間接は何のためにあって、間接を使うことは全部良くないということになる。

 先ず、間接は何のためかという疑問は、緩衝のためでショックアブソーバであり衝撃を和らぐためのもので、決してものを駆動するためにあるのではない。
 従ってロープスィングのために間接を使うのは良くないという説が、正当性を持ち、駆動に使えば故障の原因になってリスキーだという説も正当性を持つのである。

 また、間接を使うことで体幹である腰を使えなくしてしまうという説は、若し間接がなければ、体幹で作られるパワーをロスなく末端に伝達することができるが、間接によって曲がることのできる機能は、パワーのロスとロスを小さくしようと間接についている筋肉や靱帯の働きを要求することになるのである。
 間接を緩衝として使うのではなくて、駆動に使えば、体幹で作り出すパワーのロスやロスを少なくするために故障するリスクを冒すのである。

 間接は、コンビニエンスストアのようなもので、小分けにしてあるし品揃えが多く便利だが、値段は高いし、何かが省略されて、家庭から包丁で野菜や漬け物を切る音を奪い取り、子供は切り身で泳いでいる魚をイメージするようになってしまうのである。

 便利なことは、技術の向上を妨げる。

 薬と同じで、風邪を引くと風邪薬を飲み、風邪薬を飲むと胃に良くないので、胃薬を一緒に飲まなくてはならな い。胃薬を飲むと腸の弱い人は、腸に良くないので、腸の薬を飲まなくてはならない。
只、風邪を治したいだけだったのに。

 生活もそうだが、技術も同様で、関節の運動に頼って便利にこなそうと思えば、体幹を使えるようにはならず、関節の故障を引き起こす。

 間接を使わないと、滑らかでスムースな動きにならないが、初めはそれで良いのであり、それが良いのである。

 便利な世の中は嫌いだとかいう偏屈になりたいわけではないが、便利にものごとこなすことで、一番大切なものを失うリスクを避けたいし、一番大切なものが何だか分からない内に、本質を見ることのできる可能性を打ち消してしまうのが便利さなのではないだろうか。

 便利さは、好きだが、同時にその便利さが、見えないリスクに鈍感になってしまう恐怖を覚えるのである。

 それが間接を使ってものごと行うときもまた、できたとしても、本当にこれでできたと思って良いかどうかという恐怖心が持ち上げるのである。

 この恐怖心に慣れてしまって鈍感になることが、致命的欠陥なのではないだろうか。
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