Arena Condition

AM 9:35 Temperature 9℃ Humidity 20% 晴れ January 31, '13(Thursaday)

 馬場がベストコンディションで、良く晴れた穏やかな日和で、こんな日を迎えたのは久々のような感じです。

 さて、今日で1月は終わりです。明日から2月の始まりで、一年で一番厳しい季節を迎えます。

 しかし、2月は、短いのであっという間に過ぎてしまいます。

 


 「支点」

 ライダーは、馬をコントロールするときに当然指示命令をするが、そのときに、指示命令はプレッシャーであり、その意味するところは、ライダーが望む、ディパーチャー、ストップ、ターン、スピードアップ、スローダウンであり、駈歩や速歩や常歩の発進や停止やスピードアップやスローダウンであり、スピンやストップやチェンジリードやロールバックである。

 そのプレッシャーを馬に与えるときに、無意識に何処かを支点にしてプレッシャーを起動しているのである。つまり、左脚のプレッシャーを加えると同時に、その脚の動きができるように右脚やシードなどの何処かで支えながら行っているのである。しかし、殆どのライダーは、これを無意識のうちにやっているのである。
 ところが、この支えを上手くやれていない人が初心者であり、コントロールできない状態は、指示命令をしている脚やレインハンドだけの問題ではなく、これを支えているところに少なくても50%の責任があるのである。

 問題は、左脚や左手でプレッシャーをかけるときに、ライダーの体の何処で支えるかではなくて、馬のフィジカルとして、何処を支点にして首を曲げたり後肢を踏み込んだりするかを、意図的に意識しなくてはなないということである。

 つまり、馬の首を左に曲げたいと持っているときに、肩を支点にして曲げるとか、後肢を深く踏み込ませたいときに、口元を支点にして後肢を引きつけるとかである。
 本質は、首を左側へ曲げたいときに、曲げようとする力の方向と逆向きの方向の力を何処に入れるかということである。この場合、馬の肩が右へと向かう力である。

 馬の首を左へ曲げようと、左レインを左に引っ張るが、このときに馬の肩が左に動かないようにする力を加えながらレインを左に引っ張らなければならないのに、作用点である指示命令をするためのプレッシャーであるレインを左に引っ張っているだけになってしまうと、馬の肩も左に動いてしまうので、結果として首は左へ曲がらないことになる。

 更にまた、肩を左へ動かないように左脚で押さえながらレインを左に引っ張っても首が曲がらない。何故なら、馬の後肢が右へステップしてしまって、馬は左へ向いたが首が曲がらずに後肢がステップアウトしてしまったというケースが考えられる。このときは、レインを左に引っ張りながら、肩は左へ動かないように左脚で押さえて、そして後肢がステップアウトして右へ動かないように、右脚で押さえなければならないということである。この場合は3点支持になり、作用点が馬の口元、支点が肩、もう一つ力点が後肢ということになるのである。

 この場合のプレッシャーの向きを考えてみると、馬の口元は左方向、肩は右方向、後肢は左方向の力が、同時に働かなければならないということである。

 これらのことをライダーが指示命令のプレッシャーを与えるときに、馬のフィジカルのパーツを作用点、支点、力点、というように位置づけをして、それぞれが目的に向かってプレッシャーの方向を定めてプレッシャーを加えることを、ライダーは意識していなければならないということである。

 つまり、ライダーは、作用点ばかりを思うのではなくて、作用点、支点、力点の3点を同時に、馬への指示命令としてプレッシャーを掛けようと思わなくてはならないのである。または、3点と考えるのではなくて、馬の首を曲げようとする場合において、馬の頭頂から肩までのライン(A)と、肩から後駆までのライン(B)という2本のラインをどんな角度で交差させるかを考えて、ラインAには左へプレッシャーを掛け、ラインBへは右へ向くようにプレッシャーを左へ掛け、且つラインAとラインBとの交差点である肩を右へプレッシャーを掛けなくてはならないのである。

 ライダーが、馬とのコミュニケーションにおけるプレッシャーとリリースや、馬のメンタルが冷静でリラックスすることへの配慮が軽減されるということはないので、プレッシャーは何時でも最小から徐々に増幅させたり、馬の反応によってリアルタイムに増減をしたりしなくてはならないが、そのプレッシャーは、作用点の一点を意図するのではなく、必ず支点と力点の3点をパッケージとして意識されなければならないのである。

 そして、これらの3点の組み合わせは、飽くまでも馬のフレームを作るためのものであって、馬を駆動するものではないのである。
 つまり、ライダーが臨む運動を始めるためのものではなく、3点を連携させることによって、構えであるフレームを整えて、そのフレームから起きる運動によって、ライダーが臨む運動をさせようと考えるべきなのである。

 実際上、フレーム作りと駆動とを分けて行うわけではないが、便宜上構えであるフレームを作用点・支点・力点の3点の連携によって作り、更に駆動を促す合図としてのプレッシャーを掛ける必要があるということになるのである。

 ライダーは、どんな運動をさせるかを考えるときに、その初動作の前に構えであるフレームを作るという考えを持つ必要があることを、認識しなければならないのである。



 
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