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Arena Condition

AM 9:50 Temperature 9℃ Humidity 51% 曇り後晴れ November 22, '12(Thursday)

 昨夜遅くに降り始めた雨が、結構雨音が激しくて結構降ったと思っていたら、馬場は悪コンディションにはなってなくて、やや重状態を保っていました。

 気温は、一桁なので、寒いですが風がありません。薄日が差してきましたので、これから晴れるのだと思います。

 お昼頃には、ベストコンディションになると思います。

 明日から3連休ですが、初日の明日は日中雨マークが付いています。



 「不届き者」

 アマチュアライダーの多くは馬を、壊すものだ。

 しかし、一言で馬を壊すといっても、初心者と中上級者では、その内容が全く違うのである。

 初心者は、馬を壊すというほどではなく、寧ろ怠けさせるといった方が当たっていて、性格や運動の法則まで変わってしまうということはない。
 そして、その初心者の乗っていた馬を、プロのトレイナーが乗れば、たちどころに治ってしまう程度でしかないのである。

 ところが、中上級者が馬を壊すとなると、メンタル面では、性格が捻じ曲がったり、落ち着きがなくなったり、異常に怖がりになったり、ホットになってしまったり、何かと反抗的なったり、拒否したり、フィジカル面では、運動の法則が崩れたり、肩が倒れるようになったり、ガイドが悪くなったり、前進気勢が減退してしまったり、後肢の踏込みが浅くなったり、ハミに寄りかかるようになったり、パフォーマンスのクォリティが低下したりして、これらを治すのは並大抵のことではなくて、特にメンタル面で重症になると、程度問題ではあるが治すことさえできなくなってしまうことさえある。

 ことの重大さは、このような問題を生じさせることより、この事態が発生しているにも関わらずこのことを認識していないことが重大なことで、この事態を気付かないのは、気付くだけの能力を持っていないのではなくて、これらのことについて気遣う気持ちを持っていないから気付けないのである。

 中上級者になりながらも、脚やレインハンドによるプレッシャーに対する反応が、どのような圧力の反発を見せたのか、そしてその後にその抵抗(反発)が軽減したのか、それとも増幅したのかを、当然のように気遣っていないから、気付けないのである。

 特に重大な問題は、馬のメンタルを壊してしまうということなのである。
 
 それまでは、指示待ち状態になっていたり、ライダーのプレッシャーに応じて前進気勢を見せていた馬が、過剰に反応するようになったり、また反応が鈍くなってしまったり、エキサイトするようになったり、拒否や反抗を見せるようになったり、またライダーのプレッシャーを怖がったり、運動の移行においてもまた怖がるようになったりというように、メンタルに異常を来すようになってしまうと、どんなに修復しても元の従順で指示待ちしていた馬には戻ってはくれないし、症状によっては、二度と戻すことができなくなってしまうこともある。

 また、ショーサワーといって、大会のアリーナでは別の馬になってしまったかのように、興奮したり、じっと立ったままでいることができなくなったり、運動の移行では急激にスピードが速くなったり、練習の馬場では全くそんな表情を見せず、大人しく従順だった馬が豹変してしまうようになると、これを直すことは大変困難なのである。
 我々プロが乗って、その症状を見せるようになってしまう馬は、比較的治せる可能性があるが、プロが乗るとそんな状態には決してならずに、中上級者が乗ると直ぐにその状態になってしまうようになると、全く手の施しようがなくなってしまうのである。

 ビジネスとして馬のトレイナーをやっているものの、自分の作った馬のメンタルが壊れてしまうのは、商売ぬきにしてやりどころのない気持ちになるものである。

 馬のメンタルを壊してしまうのは、ライダーが独り善がりになって、自分が与えたプレッシャーに対して、馬がどんな反発を示しているのか、そしてその反発がどのような変化を見せているのかに対して、自分が指示命令したり、させたい運動にばかりに囚われたりして、馬の反応がどのようなメンタルの現れとして起きているのかについて、全く気遣いをしていないことが原因で起きるのである。

 フィジカル的に馬が壊れるのは、そのライダーに馬の状態を、感覚的に察知する能力がないことによって起きる。
 つまり、そんなレベルのライダーだということである。

 しかし、長いキャリアを持ちながらそんなレベルのライダーで止まっているのは、人間として何らかの欠陥を持っているからに外ならない。

 その人間としての欠陥とは、自分がリーダーとして部下に指示命令をするとき、その命令や指示を部下が受けたときに見せる表情や態度を、見ようとしないということなのである。

 リーダーにとって、部下のメンタルもフィジカルもそのコンディションを掌握していることは当然で、リーダーシップを発揮するために欠かすことができないファクターなのである。

 しかし、リーダーが独り善がりになって、指示命令するだけの一方通行の通信になっていては、部下の信頼を失いリーダーシップを発揮することはできない。
 部下とコミュニケーションできないリーダーは、そのリーダーとしての資格がないということで、最小単位の運動、つまり1ステップの反応しっかりと把握しようとしながら指示命令を遂行していれば、馬のフィジカルの運動法則を壊してしまうような鈍感さのままいるということはなくなるのである。

 日本の中上級のライダーの多くが、この一方通行のコミュニケーションしかできない欠陥人間なのである。

 全く、不届き者なのである。
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