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AM 9:10 Temperature 14℃ Humidity 16% 晴れ November 15, '12(Thursday)


 今朝も良く晴れましたが、快晴ではありません、そして15℃を下回る気温になりまして、寒くなりました。

 馬場は、大分回復して、お昼頃までにはベスト状態になります。

 湿度も低く、この季節ならではの風が吹いていますので、急速に馬場は回復すると思います。



 「従順とパワーバランス」

 乗馬において馬が従順であることは、どんなことよりも優先される要素で、従順なくして、ライダーが馬の背中に乗って馬をコントロールすることは叶わない。

 馬が持っている様々な能力が、ライダーが馬をコントロールする上でどれもが重要で無いということはないが、それらの能力を引き出すための窓口は、馬の従順性なのである。

 乗馬をしている人は、誰でもが異論のないところだが、意外にその実態を知らないし、議論のテーマになることは少ないのではないだろうか。

 良く昔から日本で言われていることで、「犬に3日餌を与えると、犬はその人に対する恩を、一生忘れない。」というのがあって、愛情を注ぎさえすれば、動物はその恩を忘れないという神話があって、愛情を傾けることと従順性は正比例すると信じられている。

 この神話が、日本人のリーダーシップを稚拙なものにしている最大の要因であり、日本人の未成熟さもまたこのことと大きな関わりがあると考える。

 このことがリーダーシップにおいても、部下に対して愛情を注ぐことがリーダーの条件であるかのように、日本では不文律だと信じられているのである。

 しかし、本来はリーダーとしての素養は、部下に対する愛情ではなくて、部下達の能力を引き出すために、その従順性を育む能力が最も重要な素養なのである。

 従順性は、複数のベクトルの違うエナジーを受けて、それらのエナジーの交差する点において、割り出される(アウトプット)エナジーのベクトルをリーダーの要求と一致させることによって、育まれるものである。

 つまり、相矛盾する複数のパワープレッシャーを受けた結果、割り出されるアウトプットとしての行動が、リーダーの要求することと一致させることによって、リーダーに対しての従順性が育まれるということである。

 ベクトルの違う複数のプレッシャーが交わるということが、矛盾であり、プレッシャーが複数でなかったら矛盾は起きないから、一方的に愛情を注いだところで、従順性は生まれないのである。

 リーダーが、部下と比べて総合能力として劣っているとしたら、従順性が生まれることはない。トータルパワーが部下より大きくなければ、リーダーシップは成立しないし、従順性が増幅することはあり得ない。

 例えば、藩主の子供に対して、忠義の家臣が忠誠心を示すという事例は、その子供が藩主を父に持つという背景が、トータルパワーとして家臣よりも大きいからなのである。
 そしてそのトータルパワーバランスが崩壊すれば、その忠誠心もまた減退してしまい、最終的には従順性も失われて下克上が創出してしまうのである。

 我々人間が馬に乗って、その馬の従順性を要求するということは、トータルバランスとして馬よりも大きなパワーを持っていなければならず、そしてそのことを馬に示し、馬がライダーの方が大きなパワーを持っていると認めることによって、馬の従順性を生むことができライダーをリーダーとして認めるのである。
 そして、そのパワーバランスを馬に認めさせることが、矛盾を受け入れさせることであり、複数のベクトルを持つプレッシャーを馬に与えて、その結果割り出されるアウトプットとしての運動を、ライダーの要求するものとすることによってできるのである。

 しかし、トータルパワーバランスといっても、相手が馬のように知能が低ければ低いほど、局面におけるパワーバランスとしての優位性が認められなければ、相手の持つパワーの方が大きいとは認識できないから、相手が人間であっても、トータルバランスを総合的に俯瞰する能力が欠如しているとしたら、やはり局面においてそのパワーバランスの違いを示す必要がある。

 局面において、複数のベクトルのプレッシャーを与えて、その結果生まれるアウトプット(運動)をリーダーの要求と一致させることが、相手に対してパワーバランスの違いを認識させることができるのである。そして、その局面でのパワーバランスを、トータルパワーとしてのパワーバランスだと認識するのがノーマルであり、局面において劣勢であってもトータルバランスとして優勢であるように認識するには、高度な判断能力なくしてできることではない。

 従って、乗馬においてライダーが馬の従順性を求め、馬がライダーをパワーバランスとして自分より大きな力を持っていると認識するには、つまり馬がライダーのいうことを聞くようになるには、局面においてはっきりとパワーバランスを馬に対して示す必要があり、それができなければ馬はライダーのいうことを聞かないのである。

 ライダーには、それぞれ技量があって、矛盾したプレッシャーを受け入れさせるには、ライダーの技量が最も要求されるから、ライダーの技量が低いのであれば、矛盾するプレッシャーを受け入れさせる局面を、より単純化させる必要があるということだ。
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