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Arena Condition

AM 9:55 Temperature 15℃ Humidity 75% 曇り後晴れ November 12, '12(Monday)

 昨日は、何とか日中雨が降らずに持ちました。夜は、結構な雨になって先ほどまで降っていました。

 今は、雨が止み曇っていますが、徐々に晴れるらしく、気温も23度ぐらいまで上がって、暖かくなるようです。

 馬場は、最悪状態になってしまいました。




 「馬の我が儘(不従順)」

 乗馬の初心者にとって克服する課題は、何といっても馬に我が儘をされずに従順にいうこと聞かせることだ。

 それでも、脚を精一杯使っても動かなくなってしまったり、思った所へ行けず馬の好きな方法へと行かれてしまったり、駈歩が中々出せなかったりと、いうことを聞かせることができない。

 ところがインストラクターが同じ馬を乗り変わると、直ぐに素直にいうことを聞いて、前後左右に軽快に動くし駈歩もストップも自在なのである。
 何故、何処が違うのだろうか。

 インストラクターも本人も、脚が上手く使えないので馬を出せないからとか、レインを持つ手が余計なことをして動きすぎるからとか、バランスが悪く安定した騎座を作れないからとか、色々とその人の原因を指摘されたり自分でもそう思ったりして、練習に励むのである。

 しかし、本当にそんなことが原因で、馬に我が儘をされるのだろうか。

 その初心者の域を脱した人に聞いてみると、ある日突然コツを掴んで、思うように馬を出せるようになって、我が儘をされなくなったというのである。

 バランスがある日突然良くなるということはあり得ないし、レインハンドも脚も、突然自在に操れるようになるとは考えにくいのである。

 良く聞いても何が良くなって、馬に我が儘をされずにコントロールすることができるようになったか分からないというのが本音で、後から理屈を付けて、バランスやレインハンドや脚のせいにしているのである。

 ものの運動をコントロールするとは、矛盾した複数のことを同時に行うことで、解りやすく説明すれば、複数のベクトルを持つ運動エナジーのコントロールなのである。
 例えば、A→B A←B AからBへ向かう運動エナジーと、BからAへ向かう運動エナジーの二つがあるとして、この二つベクトルを持つ運動エナジーが働いているとき、このエナジーをコントロールして、物体をAからBへ動かしたり、BからAへ動かしたりすることなのである。

 つまり、馬をコントロールするには、レインを引っ張って動かないように、または後退させるようにしながら、脚で推進して前進させることや、逆に後退させることで、これらのことができれば、馬に我が儘されずにコントロールすることができるのである。

 このことは、矛盾することを越えて馬にいうこと聞かせることなのであり、レインを引っ張って、動くなといったり後退しろといったりしているにも関わらず、脚で推進し前進しろと命じて前進させるわけだから、矛盾したことを強制していることなのであり、その逆に、脚で前進しろと推進しているにも関わらず、レインを引っ張って後退させているわけだから、矛盾したことを馬に命じて、いうこと聞かせていることになるのである。

 初心者の域を脱して馬に我が儘をされなくなるということは、レインを引っ張りながら脚で馬を前進させたり、脚で推進しながらレインを引っ張って、馬を後退させたりすることができるようになるということなのである。

 さて、そのためにどうのように練習すれば、このことができるようになるのだろうか。
 そのためには、戦略が必要なのである。

 その戦略とは、その矛盾したことを馬に受け入れさせる技量がない初心者が馬に乗って、馬の体も心も暖まっていない内に、最初からこのことを馬に要求すれば、馬はストライキを起こしたり、エキサイティングして暴走したり、バッキングやキッキングをしたりしてしまうかも知れない。
 初心者が乗る馬は、大体大人しい馬の筈だから、この矛盾したことを命じればストライキを起こして動かなくなってしまうに違いない。希にキッキングするかも知れない。

 そこで、戦略が必要なのである。
 最初の準備運動の時間において、極力ライダーによる拘束を最小限して運動することである。右回りか左回りか、常歩か速歩か駈歩か、そして安定したスピードに関してだけは、ライダーが決めた通り絶対守らせることとして運動する。

 駈歩の場合、自分が良くリード(手前)を感覚的に読めないレベルであれば、あっていようがいまいが気にしないことだ。求めるリードと違って違和感を感じるようになったら、これを正そうと一旦速歩にして、何回でもやり直すことが良いだろう。

 そして準備運動によって、馬の心も体もある程度ウォームアップすることができ、リラックスした精神状態を作れたら、常歩でレインを引いて馬を動けなくしている状態で、脚を使って推進して、一歩前進できたらレインをリリースする。
 これを繰り返す。

 もし、これができなければ、レインの左右どちらかだけを引いて、引いた方と反対側へ、脚で推進して一歩でも行かせることをし、一歩動いたらレインをリリースする。
これを繰り返す。

 数回できたらこれを止めて、また準備運動の時と同じように騎乗して、その日のライディングを終わりにする。そして、その日にできた一歩を徐々に数歩と伸ばしていき、最終的に速歩・駈歩でも同じようにできるようにしていけば、やがて馬に我が儘をされなくコントロールできるようになるのである。

 馬は、生き物だから、リリースすることを決して忘れてはならない。
 矛盾する運動は、ストレスが溜まるからリリースすることがなかったら、フラストレーションになって、反抗するようになってしまうから、ストレスを与え、一定の反応を馬がすることによってリリースをしてやれば、馬は従順になるのである。

 ライダーが、初心者の域を脱するために必要なことは、馬に矛盾を受け入れさせることができるかどうかであって、バランスもレインハンドも脚も付帯的なことであって主体的なことではないのである。
 しかしながら、その矛盾を馬に受け入れさせるには、戦略が必要なのである。
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