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 曇り空は、差ほど雨が降りそうにない明るさがあるものの、時々集中豪雨のような雨が突然降ってきます。

 今日は一日こんな天気のようで、今現在の馬場は、状態が悪化していませんが、時間の問題でしょう。

 もうすぐ、最悪状態になると思います。



 「憧れのひょうひょう」

 先日俳優の大滝 秀治さんが亡くなられた。87歳だったらしい。

 私の大滝さんの印象は、ひょうひょうとした感じのする代表的存在で、何ごとに対しても力みが無く汗ばんだ感じのしない、それでいて何ごともそつなくこなす人という印象だ。

 私は、子供の頃から何かと熱くなり、直ぐにできるものは直ぐにしなければ気が済まず、心に引っかかったままにしておけない性格で、スポーツをしていても、勝利のために一生懸命するのは当たり前だったり、上達のために遠回りしたりするような不合理は許せず、一番合理的方法を選択するのは当たり前だった。

 しかし、中学の頃にバスケットボール部に所属して、1年生の頃から自分は最上級生になったらキャプテンになると宣言して、誰よりも練習して誰よりも上手でというのが当たり前にように毎日を過ごしてきた。
 ところが同級生で一緒に籠球部に入部した一人に、一生懸命練習しているように見えないのに上手で、勝つことに執着しているように見えないのに、その時になると活躍するような存在が一人いたのである。
そいつは、私のライバル的存在であった。

 学業の方も、一生懸命やっているように見えないのに、絶えず上位グループにいるのである。

 それに比べて、自分は何時も暑苦しいような思いをして、今の地位を堅持しているという自覚があって、そいつの存在があって何時しか「ひょうひょう」ということに憧れを抱くようになったのである。

 「ひょうひょう」ということの私の中での定義は、一生懸命や熱くなっているように見えないのに、何ごとにも秀でているということだ。

 自分には、絶対にない、絶対にできないという思いがあって、ある意味「ひょうひょう」に、劣等感さえ持っていたのである。

 只この年齢になると、それは単なる憧れになって、自分には無理なので、目的に向かって絶えず合理的に熱心に立ち向かうことでしか達成できないから、「ひょうひょう」は憧れで良いというように思うようになっている。

 ところが、先日大俳優の大滝秀治さんが亡くなられて、色々な人がこの人の人物像を語るのを聞いて、どうも「ひょうひょう」としている人ではなかったようなのである。
役作りするにも用意周到に準備して、何ごとに対しても手を抜くことなく熱心であったようなのである。

 中学の同級生も、中学を卒業して高校までは同じ学校へ行って、その後早稲田大学へ入ったことまでは知っているが、付き合いもなく消息を知らなかったのだが、最近既に病気で亡くなったらしいという話を聞いたので、そいつの本当にところを聞くことはできなくなってしまった。

 何時か機会があったらこいつの気持ちを聞いてみたいと思っていた。
 バスケットボールをしていた頃に、どんな思いを持っていたのか、一生懸命やっていたのか、勝ちたいと思っていたのか等々色々と聞いてみたかったが、今ではそれも叶わない返す返すも残念だ。

 そして大滝さんの話を聞いてみて、「ひょうひょう」などというものは、第三者が外側から見た印象であって、当の本人は一生懸命だったり勝ちたいと躍起になっていたり、熱くなってものごとにぶつかっていたのではないだろうかと思ったのである。
 只他人から見て、その熱さが感じられないだけだったのかも知れないと思ったのである。

 私にはできない「ひょうひょう」とした印象を人に与えながらも、誰よりも努力せずそして誰よりも秀でているということは、あり得ない虚構の世界だったのかも知れず、その虚構に憧れを抱いて、これまで私は生きてきたのかも知れない。

 虚構の世界に憧れてきたとしても救いがあるのは、私にはできない、私のスタイルではないと小さい頃から思っていて、自分は汗や泥だらけになって欲しいものを手に入れるしかできない人間だと気付いていた点だ。

 「ひょうひょう」とした生き方をしたいと憧れていたが、実際に私が「ひょうひょう」と生きているように見えてきた人も、白鳥のように水面上に見える姿は、何ごともなかったように平然としているものの、水面下では一生懸命必死になって足を動かして泳いでいたのではないだろうか。

 今このように思えたのは、大好きな俳優大滝秀次さんの死によって思ったことで、気付いたことなのか思っただけのことなのかは定かではないが、「ひょうひょう」の対する理解が違っていたのではないかと思う。しかし、美学として、私の中には「ひょうひょう」に対する憧れは消えない。

 「ひょうひょう」は美学で、どんなに熱くなっても努力して血みどろになっても、その実態を人の晒すことなく生きるというものなのだろう。

 これからも「ひょうひょう」という存在しない虚構に憧れを持ちながら、泥臭く生きていこうと思う。そして人から、ひょうひょうと見える日が来たら最高だ。
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