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AM 9:35 Temperature 30℃ Humidity 44% 晴れ September 7, '12(Friday)

 昨日も夕刻予報通り雨が降りましたが、大したことはなくて、馬場はベスト状態をキープしています。

 明日の土曜日は、夕刻に雨マークが付いてしまいました。それでも日中は良い天気のようですから、雨量が大したことなければ、日曜日は曇りのようですから、大丈夫でしょう。



 「上達しない人」

 乗馬をしていて、上達できない人がいる。

 色々な提案をしたりアドバイスをしたりしても改善できないし、事態が悪化すれば必然的に気付くだろうと思っても予想に反して気付くことはなく、事態の変化によって考え方に影響して、事態の好転へと変化が見られることはない。

 何故上達できないのだろうと考え続けるのがランチを開設して以来、私の大きなテーマで、未だに解決できていません。

 それで今回は、この人達の特徴を探ってみようと思う。

 上達できない人は、正しいことをしようと思っているのではないかと推測できる。
 勿論正しくはできていないのだが、どんなに思うようにいかなくても、自分なりに考えた正しいことをしようと思っているのではないだろうか。

 視点や考え方が平面的で、間接的にとか複眼的にとか表を支える裏面とかといった立体的ものの考え方ができないのである。

 この人達の人間同士のコミュニケーションの特徴は、言葉の意味で会話をしようとするところだ。文章を読んでも、言葉や文章の意味で理解をしようとしているに違いないのである。

 この人達は、決してノーマルではないにも関わらず、自分はノーマルだと思い込んでいて、何ら根拠がないのにこのことを検証してみようとは思わず、検証しないから思い込んでいられるのだろう。

 ノーマルな人は、人間同士のコミュニケーションにおいても、言葉の意味はほんの20%程度で、言葉を発するときの相手の態度や身振り手振りや声の大きさやトーンや音色や表情によって、その人の感情や心情を推し量って言葉の意味をも複合的に瞬時に解釈して、反応しながらコミュニケーションしているのである。

 しかし、このアブノーマルな人達は、人と話をすれば言葉の意味だけでしようとするし、馬に乗れば、正しいやり方をしようとして、例え馬がライダーのいうことを聞いていたとしても、どのような態度で、どのような抵抗を見せてとかいった、馬のメンタルの動向を推し量りながらコミュニケーションをするということがまるでないのである。

 馬に乗って正しいことをしようと思うのは、全てのライダーが思うことで、当然なことであり、ノーマルな人は、その正しいことをどんなことをすることによってできるのか、どんな条件を揃えればできるのか、もっと言えば馬がどんな気持ちになれば、ライダーのコントロールを受け容れるのかといったことを、正しいことを実行するためにテーマとして考えるのである。

 しかし、アブノーマルな人は、正しいことを実行するために、手や足をどのようにしてどんな運動をすればいいのかと考えるのである。決して馬の首を曲げたときにレインを持つ手に感じる重量感がどのようになれば、馬が従順に反応したといえるのか、脚の先端で感じる抵抗感で馬の心情や理解度を探って、どのように指導すれば、正しいことを実行できるようになるのだろうなどとは考えないのである。

 思考力がないのか、面倒で考えたくないのか、複雑だから理解できる限界を超えているのか、勿論こんな自覚があるわけではない。
 しかしノーマルな人は自分ができなかったり上手くいかなかったりしたときに、当然のようにこのような心配をするのだが、アブノーマルな人はこのようなこと決して考えないし、考えていると思っている人であっても、具体的に何が原因して、その原因を取り除くために具体策を講じることはないから、考えないのと同じなのである。

 そして、もっとも大きな相違点は、アドバイスや提案を聞いていても、決してその提案を理解しようと取り組むことはなく、「分からない」「できない」という否定形のことを念頭に置いて、我が道を行くというほどの自信家ではないにも関わらず、成り行きで自分のやり方を変えようとはしないのである。勿論自分のやり方などという意識もないのである。

 この人達は、この人達の人間性を自ら変えようと思わない限り、上達することはない。

 人間性を変えることは、大それたことではないし、大変な努力が必要なわけではないが、この人達にとっては、大変なことであったり努力が必要だと思い込んでいたり、また第一には進んで人間性を変えようとは思わないことが原因で、優れた人間に進歩することを自ら許さないのである。

 ものごとは、直接的できるという構造を持っていない。

 例えば、自転車に乗れるようになるには、自転車に乗れるバランス感覚が備わってこそ、自転車に乗っても転倒せずに自転車をコントロールできるになるのであり、ご飯を食べるにしても箸やスプーンを使えるから食べられるわけで、上達できない人達は、この世の全てのことは、間接的にしか成り立っていないということを理解すれば良いだけのことなのである。

 馬をコントロールするにしても正しいことをするためにも、どんな間接的要因を完成させることによってできるのかということを考えさえすれば、自分の人間性を変えることができるし、進歩せしめることも容易なのだ。

 私は、常日頃失敗は何の役にも立たないといっているが、唯一役に立つことがあるとすれば、上手くいかない上達できない正しいことをやろうとしても失敗してしまうときに、どんな考え方をしているから失敗するのだろうと、自分の考え方や、今やろうとしている理由を、見つけたりする機会になるのであれば、唯一失敗が役に立つことではないだろうか。

 失敗する原因を探すのではなくて、失敗が導かれる自分の考え方や、今やろうとしている自分は、何故それをやろうとしているのかの理由を、見つけることが必要で、考え方や理由を探して、そこに問題点があるかないか、また違った考え方や理由がないものだろうかと考えるだけで、成功への道も開けるし、自分の人間性も変えることができるのである。
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