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AM 9:35 Temperature 27℃ Humidity 34% 晴れ June 4, '12(Monday)

 結局昨日は、一滴も雨が降りませんでした。

 予報では、お昼頃に雨が降るとのことでしたので、お客様の中には朝早くお越しになって騎乗された方が多かったですが、雨が降りませんでしたので、早い時間にお客さんが引けてしまいました。

 今日は、暑くなりそうで、湿度はあまり高くありませんがそれでも日差しの中にいると、直ぐに汗ばみます。

 馬場は、ベストコンディションです。




「訓練」

 訓練とは、ものごとを上手に正しく優れたものを作り出したり、高度なことをやってのけたりするために、能力を高めることです。

 この能力を高めるためにすることには、二つのプロセスがあって、一つは、認識と現実を一致させることにあり、もう一つは、その一致した現実と認識において、高度な技能を身につけるように訓練することです。

 発声は、発声しながら同時にその音を聞いて、聴いている音と発声している音とを照合している。
しかし、照合しているだけでは、発声している音と聴いて認識している音とが一致しているかどうかは分からない。

 人間は、最初発声している音が聴いている音と同じかどうかは分からないのである。
 しかし、発育に伴って色々な外部の音を聴き、その聴いた音を記憶して、発声したときの声音と外部との音との違いによって、認識上の自分の声を相対的に特定する。しかし、実際上の音と認識上の音が絶対値として一致したわけではなく、飽くまでも認識上複数の音の違い(距離)を、相対的な一致を見たに過ぎないのだ。

 つまり、音を認識するということは、地図上の位置を特定するのと同じで、複数の地点間の距離を計測して地点を特定するように、複数の音を聴いてそれらの音同志の距離(違い)を感じることによって、音を特定して認識する。
 ある周波数の音を聞き分けるには、他の音との違いとして認識する相対関係によって特定することで、認識する複数の音の違いによってある音を特定して認識するのである。

 しかし、認識上の音と実際上の音が一致しているのかどうかは、機械装置によって測定できるかも知れないが、測定できたところで認識上の音と実際上の音とが一致するかどうかとは何の因果関係があるわけではなく、絶対値として音を認識することはできないから、ドの音でも、ある人とある人とが同じドの音と認識しているかどうかは永久に分からないのである。

 複数の人が一つの音を、同じ音として認識できているかどうかは確認しようがないが、ドとミの音の差を、複数の人の認識が共有できているかどうかは、音楽を聴くように複数の音を、何らかの法則に従って連続することを以て、確認することができる。

 特定した音を発声するには、自分の声であっても楽器の音であっても、発音と同時にその音を聞いて認識し、更にその認識した音と、意図した音とが一致しているかどうかを照合しているのである。
 これらの二つの作業を粗同時に行っているので、我々は、意図した音を出している単純な作業をしているという認識しか持たないのです。

 従って、音を認識できない人は、意図する音を出すことができないのを見れば、誰もが異存のないところなのです。つまり楽器を演奏したり発声したりする能力があったとしても、音を認識できなければ、意図する音を特定できないので、結局音を出すことができなくなってしまうのです。

 発声練習とかボイストレーニングとかのように、一般的にいわれる発声のための訓練は、発声のためだけに的を絞って考えられているが、これは大きな間違いで、本来は発声と聴覚の訓練を平行して行わなければ、本来の発声ができるようにはならないのです。

  それでは、運動の場合はどうでしょうか。

 運動に限らず意図的言動は全て、聴覚と発声との関係性と同様の認識と現実の一致を基盤として、その基盤に基づいて意図する言動を成しているのです。

 フィジカルを動かしたときに、感覚器官でフィジカルがどのような動きをしたのかを認識する。ところが訓練前は、実際のフィジカルの運動と感覚器官が認識している運動とが一致しないのが当たり前で、これを一致させることが必要なのですが、成長過程で自然に訓練していることは、ある目的を以て意図的に運動をし、その目的を達成しようとして、運動器官を駆使したときに目的が達せられないことを自覚したときに、意図する運動ができていないと認識をする。

 そこで、目的を達成するように運動を続けることによって、徐々に意図する運動ができるようになって、目的を達成すると同時に、実際の運動とそれを認識している運動とが一致するようになるのである。

 しかし実際上は、目的を達成する運動と、している運動とが一致すということではなくて、運動したときの実際上の運動とそれを認識している運動とが一致させることができ、認識上の運動と実際上の運動とが一致していることを基盤として、意図する運動と認識上の運動とが一致を見たとき、目的が達成できたということになる。

 そして実際上の運動と認識上の運動が一致するということは、認識は当然目的を達成したいと思っているわけだから、事前にイメージした運動と実際上の運動を一致させたいと思うわけで、実際上の運動と認識上の運動が一致すれば、イメージしている事前の運動と実際上の運動(認識上の運動)とのギャップを感じることができるから、そのギャップを埋めるように修正するように訓練すれば、徐々に上達して自らのフィジカルの動きを、思惑通りにコントロールすることができるようになるので、目的を達成することができるのである。

 この一連のことを明確に分析すれば、目的を持った運動をして、目的を達成できるということは、先ず運動をしたときに、その現実の運動と認識している運動とが一致する訓練を施し、同時に目的を達成するために運動ができるように訓練をしているといえるのである。

 しかし、この一連のことを時系列として区分するわけではないが、確実に二つに分けて考えることができるし、分けて考えることが必要なのです。
 つまり先ず、現実の運動とそれを認識している認識上の運動とが一致することが必定で、人は目的や意図する運動をすることに強い意識やプレッシャーをもつと、認識上の運動と実際上の運動が一致しているかどうかを無視して(無視するとは意図的に無視するのではなく、正しいことをやろうとする意識が強すぎるあまり、実際の運動がどうなっているかを確認することに気が回らず、結果として無視してしまうということです。)結果を急ぐので、結果として目的を達成するような運動をすることができないのです。

 つまり、正しい運動をするとか上手にやるとかということから一時的に心を解放して、先ず運動をして、その実際の運動とそれを認識している運動とが一致しているかどうかを、確認することに努めなければなりません。そして、実際上の運動と認識上の運動とが一致するように、二つ以上の接点に於いて感じている感触に注意を傾けて、必ずその接触感を確認しながら運動を続けることによって、実際上と認識上の運動が必ず一致させることが容易にできるようになるのです。

 そして、次の段階で、認識上の運動と目的や意図する運動との一致をしようと思って、練習を続ければ、しなければならない工夫や修正は、実際上と認識上の運動が一致しているので、それを察知している感覚が、自分自身に教えをもたらしくれるのです。

 時系列的にこれらのことを整理すれば、先ず理想とするモーションを、サンプル映像を見たり、そのサンプルがなければ想像したりして、イメージとして取り入れることを先にしなければなりません。
 そして、正しくとか目的を望んだりしないで、イメージしたモーションを思い出しながら、フィジカル運動をして、その時の2つ以上の接点における感触に意識を傾注して、実際上の運動と認識上の運動にどんなギャップがあるかを見つけるように、繰り返し練習する。

 そうすると、次第に実際上と認識上の運動とが一致するようになるので、次の段階で、理想的サンプルモーションを意図して練習をする。

 しかし、実際上は、サンプルモーションをイメージしているものの、意図することが、2つ以上の接点における接触感を通じて実際上と認識上の運動を一致させることで、次第にギャップが埋まって実際上と認識が一致すると、このとき同時にサンプルモーションができるようになっているのです。

 以上のことは、同時進行するものなので誤解を生むし、結果を出すことを難しくしているので、観念上に於いて、実際と認識を一致させることを優先し、その後に於いて、目的の運動をするという段階的に区分することが必要なのです。

 しかし、実際は、先ずサンプル映像を取り込んで、そのサンプルモーションをイメージして運動し、このとき実際上の運動と認識上の運動を一致させることを優先して意識を傾注し、その結果、実際上と認識上の運動が一致したとき、同時にサンプルモーションを意図的に行えるような能力が身に付くのです。


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