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AM 10:20 Temperature 8℃ 快晴 December 29, '11(Thursday)

 雲一つなく風もない穏やかで暖かい朝です。

 馬場もベスト状態ですが、少し埃が立ちそうです。

 2011年兎年も、残り教を含めて3日間です。

 我がクラブの営業は明日までで、31日大晦日のみ休業させて頂きます。



「その時、我が心に去来するものは」

 レインを引いているとき、脚を使っているとき、ランダウンの時、スピードコントロールしているとき、どんなことがあなたの心を占めているのでしょうか。

 先日リアリティについて書きましたが、その時に心に去来するものがどんなことなのかを認識していることが、リアリティを持つということの始まりだから、その時自分の心を占めていることがどんなことなのかを認識できないということは、自分を喪失しているということで、その時やらなければならないことや感じ取らなければならないことが、お留守になって仕舞いかねません。

 だからこそ、その時何に注意を払わなければならないかに取り組む前に、その時自分が囚われていることがどんなことなのか、どんな精神状態であるのかを把握して後に、修正しなければならないのであれば何らかの工夫をしなければならないということなのです。

 さてその時に、どんなことに心を奪われているのでしょうか。

 1.レインを引いているとき、もっと柔らかく反応しないか。
 2.脚を使っているとき、もっと脚が軽く動かないか。
 3.ランダウンの時、この走りで滑るか。
 4.スピードコントロールの時、シートに座れるように。

 本人に聞いてみたら、上記のような返事が返ってきて、本当かと念を押して聞いてみると、本当だと更に返事が返ってきました。

 上記の4つの答えで、一つだけがリアリティのある返事だということを、本人は気付いていないのです。3番の答えだけがリアリティがあって、他の3つの答えは、全くリアリティがないのです。

 何故なら、レインを引いているときに何のためにやっているかといえば、もっと柔らかくしたいと思ってやっているに違いない。つまりレインを引いているとき、マクロとしての目的は柔らかくしたいということで、このことは大脳が持っている思いで、リアリティがあるということは、レインを引いている手が立ち向かっている現実で、それは手が接触しているレインから受ける何らかの重力感で、その重力感を実感していなければなりません、しかしこの人はやらなければならない目的を持っている大脳が心を支配していて、現場の手で感じている重さとの戦いに気を向けることが薄くなってしまっているのです。

 また2番の脚を使っているときに、もっと脚が軽く動いて欲しいということもまた同様で、大脳が全体を支配してしまっているので、スパの先端やふくらはぎで馬体と接触して、その接触感がある重力感で伝わってきて、その重力感と戦っているのが現状で、その戦いで感じている抵抗感に心が囚われてこそリアリティを持つということなのです。

 3番は唯一リアリティを持っているといえる発言です。

 何故なら、シートで感じている馬の歩様をいっているからです。体感している歩様が心を占めてこそ、その変化やまたストップの結果との関連性をその感じている感覚で追いかけて、望ましい結果に近づけて行く工夫をすることができるのです。
 しかし、もし1/2/4のように発言すれば、ランダウンしている時、もっと後肢が踏み込んでいいストップをしたいということになるのです。

 さて、4番は、スピードコントロールの時にシートに座れないかなと思っているということですが、リアリティのない1/2と同様に、大脳が持っている願望が心を占めていて、シートで感じ取っているバランスの安定感や五感で感じている馬のメンタルの状態やサークルの軌道を心が占めていれば、それらの状態と大脳が描く目的との比較やその後の事態の変化を、的確に捉えることができるのに、心が大脳に支配されてしまって、現状への気配りを妨げられてしまっているということなのです。

 リアリティを持つということが重要だという私の訴えに対して、賛同していながらそのことを理解できていない現実がここにあるのです。

 つまり、なるほどといいながらその実態を理解できないということなのです。大脳が如何に強大な力で支配しているかということだから、理解することは難しくなっているのです。

 私は、例題としてものを食べているときのことをいいました。

誰一人として、どのように口を動かすかとか、どのような味わいをしたいとか考えている人はいないはずで、勿論何を食べているかを認識しているから、大脳は大凡こんな堅さだろうとかこんな味だろうとかいうことを想像しているけれど、ものを食べているその時は、感じている歯ごたえや伝わってくる味が心を占めているはずなのです。

 マクロとしての目的や予想を持たなければならないことは当然重要ですが、現場に立ち向かったときはその現状から伝わってくる感覚をしっかりと、その実感を心で捉えなくては、リアリティがなく現状の打開は不可能なのです。
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