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AM 9:45 Temperature 7℃ 快晴 December 31, '11(Saturday)


 雲一つない快晴で、風もない寒いながらものどかな朝です。

 こんな日のことを、小春日和というのでしょうか。小春とは、冬の季語だそうで、初冬ののどかで日差しのあったかな日のことを小春日和というのだそうです。

 2011年最後の日がこんな日和だとは、何だか皮肉です。何ごともなく年が暮れるかのように、大きな震災のあった年なのに、日本の国民の一人一人に多かれ少なかれ、某かの影響を与えた震災のあった年にも関わらず、のどかな大晦日を迎えて、それぞれにどんな気持ちでこの日を迎えたのでしょうか。


 土曜日ですが本日はどなたも見えません。何故なら休業日だから、私は、これから正月に食べる料理をしようと思っています。

 はてさてどんな出来映えになることか楽しみです。



「2011年」

 今年を振り返ろうとして、パソコンの画面に向かってみても、一生懸命思い出そうとしないと中々思い出せません。

 まだまだ自分の足跡を辿って、感傷にふける歳になっていないということでしょうか。

 私にとって大きな発見は、運動神経と感覚神経についてその機能の概略を知ることができたことです。

 エルドラド ランチが21年という長い年月ずっと抱いてきた疑問が、一気に解明した出来事だったといっても過言ではありませんでした。

 ずっと抱いてきた疑問とは、何故うちのお客さんは、何かをしようとしているにも関わらずその時の馬の反応を見ないのだろうか、という疑問でした。

 レインを引っ張っているときに、馬が慌てて散るのも関わらずに引っ張り続けたり、馬のステップがあべこべになっているのに、そんなことお構いなしにカウンターキャンターを続けたり、馬が戸惑っているにも関わらずそのままランダウンし続けてスライディングストップをしようとするし、サークルのセンターを馬が怖がっているのに、そこで馬をリラックスさせようとはしない等々上げたら切りがない。

 自分がやろうとしているときに、やることだけに気を取られて、その時の状況や馬の反応を一向に気にしない。
何故こんなことが起きるのだろうか。当然何かをやるということは、それなりに目的があって、その目的と状況を比べて、やったことの成否やアジャストメントが自然に起きて当然なのに、全くその欠片も見ることができないのです。

 これが長年の疑問だったのです。

 そして、馬に乗るには、馬を推進するとか、脚と手のバランスや、ボディバランスや、馬のメンタルに対して優位なメンタルバランスをライダーがとれるようにするとか、その殆どが運動神経や反射神経などのシステムによって機能してできる技術で、大脳を以てしてはできないから、初心者にとっては失敗の連続になってしまうのです。

 この失敗の連続が災いをして、更にライダーは上手にやらなければ、もっと神経を集中しなければ、もっと気を配って、というように益々自分がやらなくてはならないことに躍起になってしまうのです。

 このような失敗の悪循環を引き起こすには、必然性があったということだったのです。

 何故なら、運動神経は遠心性神経といって、脳幹から末端の筋肉へ指令を送る機能しか持っていないから、末端で起きている状況には運動神経は関与できないのです。

 末端で起きている状況を把握するのは求心性神経の役割で、感覚神経がその求心性神経であって、末端で受ける感覚情報を脳幹に伝える役割を担っているのです。

 つまり、腕を動かしたり足を動かしたりする運動は、運動神経によって指令信号を脳幹から末端の筋肉へ送って行っているのですが、末端で感じる感覚情報は感覚神経の求心性機能によって脳幹へ信号を送っているのです。

 この運動神経と感覚神経は、一方通行の通信機能しか持っていないから、自分がやったことが失敗をすると、尚更運動そのものを上手くやろうとする意識が更に強くなってしまうのです。

 そこで、我々が注目しなければならないことは、日常の仕草なのです。

 お茶を飲んだり自転車に乗ったり、ドアの開け閉めや車を運転したりするときのことを、思い浮かべて考える必要があるのです。

 これらの日常動作の時に、心を占めている要因は断然外的情報なのだということなのです。
 お茶が口に入ってきた感覚、ドアの動きの軽さや柱との間隔、信号や側道を歩いている人や対向車など、つまり外的要因が心の殆どを占めているのです。状況を把握すれば、手足の運動の指令は殆ど的確に行えるということなのです。

 つまり上手にやるためには、求心性神経が脳幹に運ぶ情報に耳を傾けたり、訓練して些細な感覚情報でもキャッチできたりするようになることが、何より必要なことなのです。

 その時にあなたの心に占めることが何であるかが、成功へのキーを握っているわけで、運動することは脳幹から反する信号なので、態々心に強く持っている必要はなく、マクロとして何をするかは必然的に心に抱いているから、我々は体の末端で受けている感覚情報に、心を意識的に傾けるようにしなければならないのです。
 
 腕を動かしたとき、足を動かしたとき、また体を動かしたときに、感じている接触感や対象物の動きや変化を、体を動かしたと同時に察知して感覚神経は必ず脳幹へ信号をくっているので、意識をその情報に耳を傾ければ済むことなのです。

 馬を良く見なさいと注意をすると、ライダーは一生懸命見ようとしたり、どうやって見たりすればいいのか、何処を見ればいいのかを質問されるのです。これは、この質問をしてくること自体や一生懸命になること自体、既に馬が見えなくなってしまうということなのです。

 馬を良く見ろということは、今目に映っているのがどんな映像なのかと思いさえすれば良いだけなのです。

 目に映っている映像が何なのか、手や足で感じている堅さや重さや暖かさなどがどうなっているか、体で感じている揺れや安定感や左右の傾きなど、今感覚神経が脳幹へ送ってくる信号に耳を傾けるだけで、状況が手に取るように見えてくるし、状況が見えれば手足を動かす運動をその状況に即応して、的確に目的を遂げるようにアジャストメントしてより上手く動かすことができるのです。

 改めて、その時あなたの心を占めていることは、何でしょう。

  以上2011年最後の私からのメッセージです。
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