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Arena Condition

AM9:20 April 16, '11(Saturday)


 今朝は花曇りといった空模様で、最高気温が26度になるそうです。

 暑くなりそうです。

 馬場は、昨日水を撒いたのですが、もう乾燥しているのでこれから水を撒きます。


 「何回失敗しても、一向に考え始めない」

 ある人Aは、
 フェンシングすると馬が勝手にスピードを上げてしまうので、勝手にスピードが上がらないように、レインを持ってビットで押さえながらランダウンする。すると、何とかゆっくり走らせながら、ストップする少し前からちょっとだけスピードを上げて、スピードが上がったかなと思ったら直ぐにウォーといってストップする。
滑るときもあればそうでないときもあるが、どうなっているのか感覚的に判別できないらしく、必ず振り返ってグランドを見る。自分が馬の上で前のめりになっていてもグランドを見るのである。完全に失敗になっていてもグランドを見るのである。
 それどころじゃないだろうと思うのであるが、馬に、失敗だと早く教えなければならないと思っている節が見えない。
 そしてこれを、馬場を往復しながら数回繰り返す。できるまでやり遂げるという感じではなくて、数回やって馬が興奮してくると止めるのである。

 これを続けてフェンシングしていると、ビットで押さえても益々馬が興奮してしまうので、サークル運動をして何周かしてから長蹄跡にしてストップする。

 「まあ、今日はこれで良いか。」

 この繰り返しを2ヶ月も3ヶ月も、そして生涯続ける。

 もう一人のある人Bは、
 フェンシングで、ランダウンをゆっくりとスタートして、ハーフウェイを過ぎたところから思い切りよくスピードアップして、フェンス前まで走りストップをする。
 何回繰り返しても、何回かステップをしてからスライディングする。ライダーも時には、前のめりになって危うく落馬しそうになることもある。
 駈歩からスムースにスライディングストップへ、移行できないのである。そして、どうも上手くいっていない感じがあるのか、ゆっくりしたスピードのままランダウンしてフェンスまでスピード挙げずに行くと、それなりにストップする。
 すると、今度は良いかなと思うのか、またハーフウェイで激しくスピードアップしてフェンシングする。そしてまた、数回ステップしてからスライディングする。
 これを毎日毎日何ヶ月も、そして生涯繰り返す。

 このような人は、どうすればいいのだろうか。

 ここまで失敗を繰り返しても、何かを考えなくてはならないと思うことはないのだろうか。

 Aは、何故ビットで押さえていないと、馬が勝手にスピードを上げてしまうのだろうか。
 そして、フェンシングを続けていると、益々馬が興奮してしまうのは、何故なのだろうか。

 Bは、何故数回ステップしてからでないと、馬はスライディングしないだろうか。
何故、自分はゆったりと座っていられないのだろうか。

 何故、考え始めないのかとこの人達に問えば、考えてないことはないと応えるに違いない。

 多分この人達は、物事を考えるということがどういうことなのかを、知らないで今日まで生きてきたに違いない。
 こういってしまうと、本人達は大変憤慨することだろう。

 生きているということは、絶えず身の回りに起きていること全て、自分が何かを発していることから始まるのである。だからこそ、自分が何を発しているかについて知らなければならないのである。

 特に馬に乗るということは、ライダーが意識的であろうがなかろうが、何らかを発していることの影響を受けて、行動を興していると考えなくてはならない。例え何も発してないとしても、発していないということを発しているのであるから、その影響を受けて馬は反応を起こしているのである。

 Aは、サークルやスピンで、どんなフレームで、どんなステップやビットに対してどんな反応をすることが、いいサークルやスピンになるかなんて知ったこっちゃない。
 だからこそ、どんなプレッシャーを掛けてどんなステップを求めて、その結果どんなフレームを作るかなどといった葛藤が起きないのである。
 そして、プレッシャーに対して馬がどんな反応を示したときにリリースして、ビットに対する反応を柔らかく抵抗のないようにするか、そのための技術を身につけるために、何を思い、何を考えるべきか。馬にライダーの要求をどのように教えるのか、そのメカニズムはどんなものなのか。
 「こんなこたぁ 私には、関係ない。」

 Bは、馬の頭を下げるために両手でレインを持って、脚を使って推進している。本人は脚を動かしているので、脚で推進できていると思い込んでいる。
 一端は、馬が頭を下げるものの、時折頭を天井向きにして反抗を見せる。この時ビットを当てると頭は下がるが、一時下がってまた挙げる。この繰り返しを1年も2年も続けているのに、何も変えないし、自分のやり方を振り返って考え直すということもしない。

 人間は、自らの望みを持ち続けて、叶えようとし続ける限り成し遂げることが必ずできるものだ。しかし、その時々に起きる難題に対して、弛まぬ考察と精進を惜しんでは叶えることはできない。
 つまり、望みを叶えようとすることによって、段階的に課題が持ち上がり、これをクリアしていくときに、様々のこと考えたり考え方を学んだり自分の性格の欠点に気付いたり、具体的方法を学ぶと同時に哲学を磨くということになって、望みを叶えるという道程を刻むのである。

 信念を曲げずに貫くことと、物事を柔軟に捉えることは、決して相反することではないが、相反することではないと分かるまでは、可成り人間を磨く時間が必要なのである。
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