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Arena Condition

AM 10:00 September 16, '10 (Thursday)

 今朝からとても凄い豪雨が降っていまして、今は小雨になりましたが一日中雨が降るようです。

 馬場は、最悪状態になってしまいました。


 「目的地」

 櫓を漕ぐと船は進む。目的地に向かって櫓を漕ぐのと只櫓を漕ぐのとでは全く違うことを、その櫓の漕ぎ手にもたらす。

 櫓を漕いで船が進むことにおいて、目的地を目指そうが目指す目的地をもつまいが変わりはない。しかし目的を持って船を進めようとすれば、あらゆる障害となる要因が必然的にその行く手を阻むから、その障害をクリヤするための対策を講じながら船を進めることになり、必然的にそれなりのノウハウを身につけることになって、目的地に到着する。

 馬に乗る場合においてもこれと同じことを考えてみると、目的地をもって馬に乗る場合とそうでない場合とでは、どのような違いがあるのだろうか。
 目的地を持つということは、どこかへ行くという目的地とは違って、イメージとしてどのような状態を想定するかであって無形の目的地を設定するということだ。

 ものごとに慣れてしまうと、手段と目的では順番が逆になって、手段に没頭してしまって目的意識が希薄になってしまうもので、本来目的地へと到達するために手段を選択して、その手段を講じている内に中々功を奏していかないと、目的地に対する認識が薄くなって、堂々巡りに陥ってしまう。
 飽くまでも手段は、目的地到達するためのものであったのに、中々目的地へ到達しないとジレンマに陥って、手段に興じることに没頭してしまうことになってしまう。

 手段に埋没してしまう最大の原因は、何よりも目的を達成できないことにあるが、その次にくる原因は、その手段においてライダーがするべきことに意識が偏ってしまって、馬にどんな反応を求めるかという本質を絶えず確認するという意識が弱いためだ。
 もし馬にどんな反応を求めるかという意識がはっきりしていれば、状況に応じてその手段は変化しても良いし、手段そのものを変えても良い筈なのだ。しかしワンパターンのように選択した手段を何時までも続けてしまう。そして目的地へ到達しないと、目的地へトライすることを止めて違うことを始めてしまうのである。

 目的地へ向かうためのアクセスを、確認する必要がある。先ずその確認とは、自分が車に乗るのか歩くのか走るのかというものではなくて、どの道をどこまで行ってどう曲がるのかである。

 つまり、例えば脚をどう入れてレインをどう引っ張るかではなくて、馬にどんなステップを求めるか前肢後肢の関係性や後肢の踏み込みなどや、頭の位置をどこに持っていくのかということだ。
 馬の脚にどのようなステップを求めるかという認識の確認が必要で、そのステップのために馬の頭の位置をどこにおいておくことが有効なのかということをはっきりさせておくことが必要なのである。

 目的のイメージをより鮮明に脳裏において、手段である馬のステップを、そのための頭の位置を、必要だと思っている反応を求めるように講じる。そして次にそれを自分の脚やレインハンドを駆使して行う。
 こうすることによって、道半ばでも30%でも75%でもその途中経過を把握できれば、それなりの完成度をもって中断しても、明日また残りの道程を走ることができるのである。

 手段である馬のステップを求めるときに、その反応を感覚的に追いかけてその反応の変化を求めて、設定した目的に近づけるようにしていき、絶えずその目的との距離を意識的に確認していくようにしなければならない。

 このように道筋を辿るように目的地を目指すことによって、今どこに自分がいるのかが分かりトレーニングの進捗状況を把握できるし、同時に馬の精神状態もまた反応変化を感覚的に追いかけているから、フィジカルとメンタルの反応を把握できるようになるのである。
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