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Arena Condition

AM 9:30 September 10, '10 (Friday)

 今朝は、秋らしい過ごしやすい空です。しかし週末は、真夏が戻るらしいです。

 馬場は、急速に回復していて、今日午後には完璧になるでしょう。



 「フェンシング2」

 フェンシングしているとき、ライダーは何を気にしている。

 フェンス手前で、何回やってもスピードが落ちてしまう。

 このときライダーの頭にあるのは、ストップの失敗だ。ストップの成功という結果だけに固執している。

 前につんのめったりバランスを崩したりしているにも関わらず、スライディングの失敗ばかりが気になってしようがない。そして馬をバックさせたりジャークしたりして、馬を罰することばかりをする。
バランスを崩したりフェンス手前でスピードを落としたりしてしまうことよりも、ストップを失敗したことばかりが気になってしまうようだ。
 そして何回トライしてもストップを失敗している内に、スピードを上げることを程々にするようになり、するとスライディングが成功したりするものだから、またスピードを上げてトライするが、またフェンス手前でスピードを落とされたりストライドが上がらずピッチばかり上がってしまうものだから、スライディングを失敗する。すると、アリーナセンターでストップを始め何回か成功すると、その日はそれで終わりとなる。

 これを2年も3年も繰り返しているばかりで、何ら進化が見られない。

 このフェンシングにおいて何がプライオリティなのか?

 段階的に一つ一つ何かを解決していくというのは、どういうことなのかという思考を発想しようとしない。更にまた、その時の自分のポジショニングやハンドリングがどうなっているのかを検証しようとすらしない。
 
 このときのプライオリティとして考えなくてはならないのは、フェンス手前でスピードを落としてしまうことを修正することだ。ストップの成否は、この際問題視する必要はない。兎に角フェンスまでスピードを落とすことなく走行する馬にすることに専念しなくてはならない。
 スピードを落としそうになったら脚で推進する、それでもなかなか直らなければ、ボイスキューや脚を入れると同時にレインの余った分を鞭代わりに使って、最後までスピード落とさない馬にする。
 このとき鞭だけを使うのではなくて、ボイスキューや脚を併用するようにすることが大事だ。するとやがてボイスキューや脚だけで馬が推進されるようになる。

 多分レインを鞭代わりに使うと馬は、急激なスピードアップしたり鞭を入れた反対側へ方向を変えたりするものだから、ライダーがバランスを崩したり、アンバランスの不安から鐙にしがみついたりしてしまう。そうすると馬は副作用を起こす。
 ラインを鞭代わりに使うとき、ライダーは特に体の力を抜いてリラックスしていなければならない。鐙にしがみつくのは最悪だから、サドルホーンに捕まっても良いからシートに楽に座っているように努めなくはならない。
 またこうしてスピードアップしたとき、フェンス手前デフェンスを避けるように左右どちらかに馬が逃げたりもする。
 様々なイレギュラーが出るが、ライダーは、冷静に対処する必要がある。例えば、左右どちらかにフェンスを避けたときは、その避けた方と反対側へレインを優しく引いて馬を巻くように回転する。決して強いプレッシャーは必要ない。何故なら鞭で叩いた直後だから、もっと強くプレッシャーを掛けても効き目がなかったりもっとエキサイティングしたりしてしまうからだ。

 そうして、フェンスまでスピードを落とさないで走行することができるようになったら、自分のバランスやポジショニングについて考察する。
先ずアブミに体重を掛けて力んでしまわないように、サドルシートに楽に座るように心がけてアブミに体重を掛けないよう心がける。
 こうしてミドルスピードでフェンシングしていけば、必ず安定的にスライディングできるようになる。するとやがてライダーに、ストップするために必要なポジショニングや馬の歩様に対しての感覚が宿るようになって、それなりに進化を見ることができる。
 実際に馬が大いに学習して、スライディングストップが上手になるから、益々成功の確率が高くなって、向上の循環を作り出すのである。

 次の人のケースは、以下の通りだ。

 真っ直ぐ走らせることもできるしフェンスまでスピードを落とされてしまうことなくできる。しかしスライディングストップが成功したり失敗したりを繰り返している。そうしている内に、失敗すると激しくジャークされたりバックアップさせられたりする馬は、メンタルとして応えようとしてもストップを上手にこなせるフィジカル的運動をしていないので、反応できずホットな精神状態となってしまう。
 馬がホットになって勝手に速くなったりすれば、ジャークしたり頭を下げたりしようとするから益々後肢の踏み込みは浅くなって、ストップの精度は悪くなる一方だ。
 馬をジャークしたり激しくバックアップしたりして激しく叱るということは、馬のメンタルを叱っていることになり、フィジカル的問題はあまり解決しない。それでも馬によっては、一生懸命メンタルが応えようとして、ストップできたりスピンしたりするが、決してフィジカル的問題が解決していないもので、馬の集中心が途切れると直ぐに失敗をするようになってしまうのだ。また、フィジカル的問題を気に掛けないでいると足下の故障に繋がる。

 この人もストップにおけるプライオリティは、という思案をする発想が起きない。我が身を冷静に見るということが何よりも大切なのに、何故それができないか、原因は奢りである。
その奢りが、自分のやっていることや失敗について、詳細に分析してみようという発想が起きない原因だ。
自分はできることはやっている。間違ったことはしていないはずだ。という奢りは、何時までも同じことを繰り返して、現象が好転しないことを知りながらも改善できない。
 そのうち馬がホットになるばかりでなく、足下に故障が起きてしまう。するとライダーには、思うようにトレイニングができないストレスがたまる。

 思うようにいかないのは、今のやっていることや起きている現象を分析すること以外に解決することはないのに、只やっていることを続けるばかりで、思考力というより思考が始まらないことが、このような現象を引き起こす原因だと考えられる。

 後肢の踏み込みを深くしたランダウンをするために、どうすればいいのか。頭を下げようとすれば、後肢の踏み込みを妨げる。後肢を踏み込ませれば、自然に頭が下がる。レインハンドは強ければドライブができにくく、結果馬はピッチを上げてランダウンしてしまうのである。
 スライディングストップする馬の体勢を、無理に作ってしまうのである。

 解決法は、後肢を踏み込ませるためにライダーのポジショニングを工夫して、上体を後肢の着地角度と平行になるようにし、レインハンドは、馬のドライブされるペースがスムースであるようにしか使わないこと。頭を下げようとしないことが重要だ。飽くまでも後肢の踏み込みを深くしてランダウンすることに専念する。
 やがて結果は好転する。
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