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Arena Condition

AM 9:30 September 6, '10 (Monday)

今朝もとても暑いです。

 週間天気予報で、久しぶりに雨マークがつきました。木曜日に一時雨マークがつきました。

「思考不全症候群」

 これは重大だ、とても大切なことだとすることは誰でも意識する。しかし何気ない一言を軽視しているからこそ、核心に迫ることができないということが意外に多い。
 何気ない一言をそれほど気に掛けなかったり、無視してしまったりしてやり過ごす。一々小さなことや大切だと感じないようなことに対して気を遣っていたら、神経が休まるときがなくなってしまうからついついやり過ごしてしまう。

 例えば、レインを引くときに息を止めてゆっくり引いてみましょう。そして馬の反応が意図するものとなったらリリースしましょう。という場合、レインを引いて馬が譲ってきたらリリースするという一連の動作をすることに注意を払うが、最初に言っている息を止めてレインを引いてということを軽視してしまう。ここで一番重要なことは、息を止めてレインをゆっくりと引くことだ。このことを大切にしていれば、馬がその後にどのような反応をしたかを見失うことはあり得ない。しかし最初に息を止めてというくらい慎重に意識を傾注してレインを引くということをいい加減にしてしまうので、いつまで経ってもレインを引く手に意識が宿らず、微妙なフィールを手に宿すことはできない。

 先ずゆっくりと歩いて馬の後肢が着地する位置を、感覚的に確認しましょう。そして、それが確認できたら、次に後肢を踏み込ませるように脚やシートで推進して、後肢の着地位置をより深くして、この場合に必要最低限の力でレインを持つようにして、推進するように心がけて、馬の推進力を極力減退させることのないように注意しましょう。
 このようなレッスンをしたとき、より後肢を踏み込ませるようにシートや脚で推進することを一生懸命する。多くの人が異口同音に言うことは、後肢がどれくらい踏み込んだか深くなったかが分からないという。そしてその人達に、始めにゆっくりと歩いているときに後肢が着地している位置を、確認しましたかと聞くと、誰もしていないのだ。それではこの作業をしたときに後肢の踏み込みがどのように変化したのか分かるはずがない。最初の一言を軽視した結果なのである。

 ある人が最近馬に乗っていたときの話である。

 ライトサークルでライトリードが出ずにレフトリードになってしまう。何度かミスリードが出てしまうのでその度にその人は、馬をバックさせて注意を促しては、ライトリードを出すようにトライしていたが出ない。やがてその人は歩いて後肢をインサイドステップさせ始めました。それでも何度かのロープディパーチャーの瞬間に、後肢がステップアウトして逆リードになってしまった。しかしやがて、正しいリードでサークルができるようになったのである。
 この人に乗り終わった後、話を聞いてみた。
 どうして正しい駈歩が出るようになったの?
 その人は、何回かの失敗の時にバックアップさせたことは全く覚えていなくて、後肢をステップインさせて歩いてから、リードを出すようにしたら出るようになった。と言っていた。
 しかしこの人の頭には、リードのメカニズムを考える思考は始まっていなかったし、リードが出るようになった後にどうすればそれを馬が学習するのかなんて気にも留めていなかった。
 折角の成功体験であったにも関わらず、この人の心には何ら効果がなかったということだ。

 失敗して困ったはずなのに、自分が何かをしてそれを修正したいと思っていたにも関わらず、やったことを記憶していないし次に別のことにトライしたのに、何故別のことにトライしようと思ったのか、その方法を選択した理由は何なのか覚えてもいない。むしろ選択を意図的に行っていなかったのかも知れない。

 また別の人の話だが、結果が悪くても自分がどんなやり方をしているかについて考えが及ばずに、全く同じやり方を繰り返している。
 この場合のやり方とはやる方法ということではない。気にしている視点をあれこれと変えて自分の姿を点検するという心が働いていないという意味だ。
 結果が失敗を繰り返しているにも関わらず、自分のやっている姿をチェックする心が働かないということは普通ではない。
 結果が失敗しているのであれば、この運動やパフォーマンスに何が重要だと考えているのか。その重要だと考えていることが機能しているのかどうかである。
 その重要だと考えていることは、今自分がやっていることで機能していないから失敗していると考えることが普通だ。しかし、決してこのことをチェックしようとせずに失敗を繰り返す。知恵遅れの人みたいだ。

 またある人は、自分を顧みないことは同様で、もっと悪い。
何が成功で何か失敗かさえも考えず、只気に入らないかどうか、テクニックを行使することが格好良いとでも思っているのかも知れない。どうしても本質に近づこうとものごとを掘り下げようとせず、自分の一挙手一投足を厳密にチェックして一々気を入れて手足を動かそうとしないのである。勿論本人は本質を追究していると思っているのだろう。大変な勘違いだ。

 何かを変えれば、何かが変わる。この繰り返しをすることが生きることなのに。

 そのうち今やっていることの目的を見失うし、大局的な目標も何時の間にかなくなって惰性で続けているに過ぎない。
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