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AM 9:00 September 4, '10 (Saturday)

 この週末も大分熱いようです。35℃を超えるようです。

 

 「日本の外交と謙譲の美徳」

 日本の文化は、「謙譲の美徳」「奥ゆかしさ」「比喩」「義と情」などの言葉で表現される精神に代表される。しかし国同士の交渉である外交は、全てにおいて国家国益を主張し合うのが当然な考え方で、この地球世界には「謙譲の美徳」や「義理と人情」などという考え方は通用しない。

 西洋の国民感情と日本の国民感情は大きく違うというコンセンサスがあって、個人の自己主張が公の福祉に照らして、または相手の利益に照らしてという考え方がなくて、飽くまでも自己主張が正当かどうかで評価される。日本が第2次世界大戦で敗戦してから、このような考え方が、日本の「謙譲の美徳」という考え方の上位に位置すると、日本国民は自らの高邁な精神文化をあっさりと卑下してしまったのである。

 日本経済が世界のトップレベルから成り下がったりして、国民が自信喪失してしまった今日、再び自信を取り戻すためには、自分たちの国の誇るべき精神文化を見直す必要がある。

 今や円高株安といった状況下で、国民もマスコミも政治家も何かと政府や政治がその為に何をするかという話ばかりが表に出る。少子化問題も子供手当、自動車販売は減税エコカー捕縄金、農家の所得補償、それに経済対策等々、全ては政府の責任で、何かをしなければならないという叫び声ばかりだ。

 本質的にこれらの問題を解決するのは、政府が直接的にしてはならないことばかりなのだ。

 我国民が何でも政府や政治に何をしてくれるのかばかりを問うこと止めて、自らができる行動を率先してすることを考えなくてはならない。
 政府や政治は、国民の一人一人ができる行動を妨害して利益誘導や投票行為の誘導をしてはならない。

 我々の国の精神文化は、世界に誇れるもので得意なものだ。

 こんな国はどこを探してもない。特に経済発展を遂げた国はない。未開の文明社会にはあるかも知れない。しかし「謙譲の美徳」という高潔な精神文化を持ちながら経済発展を成し遂げた国は、日本をおいて他にない。

 個人の利益が他人の利益を優先して個人の利益が公共の利益を優先し、地方自治が国家を優先して隣国や外国の利益を自国の利益が優先する。そして戦争が始まる。

 我が国日本は、自分の利益を他人の利益が優先し、公共の利益が個人の利益を優先する。地方自治を国家が優先し自国の利益より他国の利益が優先する。その結果戦争は起きない。

 我々の国の精神文化は、非常に素晴らしく高潔だ。しかし敗戦したことによって、卑下したり卑屈になったりした状況下で、この精神文化で生きようとすれば、いじめ社会を創出してしまうのと同様に、他国から日本が尊敬されるということにはならない。そんな危うさを持っているのである。
 だからこそ、我々日本人は、大いなる自信を持たなければならない、日出ずる国黄金の国ジパングとしての誇りを持ったうえで、この「謙譲に美徳」という精神で国際外交や交渉を闊歩しなければならない。

 第二次世界大戦に突入したときの、日本の軍部の大きな間違いは、日本という国は「神国」だという傲慢な精神に支えられて、ロジックで綿密な戦略やシミュレーションを怠ってしまったことだ。

 日本の精神文化は、決して傲慢なものではない。「謙譲の美徳」に代表される奥ゆかしさがある。その奥ゆかしさが故に、強い高潔な誇りを待たなければならないのだ。

 「謙譲の美徳」は、日本の武道に顕著に見ることができる。剣道や柔道やその他の武道の多くの根底に「謙譲の美徳」が潜んでいる。強さを誇示したりその武力によって権力を行使することを卑しむ心があり、武道を極めることの究極は、無心の境地に至ることを目指す。
 ここに「謙譲の美徳」を自らの心と体とで極めた強さの極限で実践するという考え方、つまり文武両道という精神に繋がるのである。

 戦後の教育が精神のありように大きな間違いを呈してしまったことは、弱さが故の謙譲という大きな間違いを作ってしまったことなのである。

強さに裏打ちされた謙譲でなければ、相手の増長欺瞞を生むのであり、強さに裏打ちされたものであれば、相手の精神文化へと伝承することができ、結果的に地球規模の平和を生むことになるのである。

 核兵器の抑止力に変わるものは「謙譲の美徳」という高潔な精神文化を地球規模として広める以外にはないのである。

 憲法9条を旧社会党の曲解が定着してしまったことが、我が国の最大の不幸であり、戦争を放棄するそして国際紛争から我が身を避けることこそが世界平和だとする幼稚さが、益々誇りなき我が国へと成り下がってしまった原因なのである。

 経済的国力また国家の国力としての強さとは何かを、探求しつつ国力を蓄えると同時に、その国力や個人の強さに裏打ちされた「謙譲に美徳」の精神に則った行動をする日本人とならなければならない。
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