Arena Condition

AM 9:15 August 31, '10 (Teusday)

 今日もいつものように暑い朝で、気温も35℃以上になるようですが、今朝の空気感は違っていました。正しく秋を思わせるような風で、馬の食欲がこの風の感じになると途端に旺盛になります。

 どんなに暑い夏でも何時かは終わりがくるもので、約束されたように秋風が吹くものだなぁと思います。

 天高く、馬肥ゆる秋です。


 「感覚(フィール)」

 感覚を養う。

 嗅覚・聴覚・視覚・味覚・触覚などの五感は、鍛錬してその機能を鋭敏に増幅することができる。特に触感は、鍛えれば鍛えるほど鋭敏に限度なく研ぎ澄まされるようになる。不思議な感覚で、この触感はその感覚を感じる先端が伸長して、実際に手に触れていない釣り竿の先端や釣り糸の先にまで、命が宿っているかのような感触をもつことができる。
 他の感覚も鍛錬することで、鋭くすることができるのかも知れない。

 触覚を鍛えるのは、触覚を感じている感覚を意識しながら何かをやるようにすることによってできる。どんなときでも感じている触覚を、意識下に置いて行動や運動をすることが重要だ。

 そして感覚を鍛えるということは、対象となるものの変化によって確認する作業が絶えず必要で、それはものに触れたとき触れた先が微かに動いたり凹んだりする反応を見るということで、触れたときに感じる手の感触と触れたものの変化を同時に意識が追いかけるということが必要だ。

 我々の体の臓器は、殆どが自律神経によってコントロールされていて、意識的にコントロールすることはできない。しかし意識的影響を全く与えられないわけではない。例えば心臓の鼓動のように意識でコントロールすることはできないが、精神的に興奮すれば鼓動を早くすることができる。また我々の脳も、殆どが自動機械のように、無意識にコントロールされている。大脳皮質でさえそうなのだそうだ。しかし、訓練によって意識的行動の範囲を広めることはでき、この範囲が広がれば広がるほど高度なことや優れたことができるようになる。

 多くの知識を得ることが優秀だという評価を、我々の国は何時の間にかなってしまっているが、そうではなくて意識的コントロールをする範囲を増大することが、高度で優秀でクリエイティブなことを実現できる元となるのである。

 フィールを鍛錬するには、普段の行動において意識的に行うように努めさえすればできる。

 例えば、出入り口のドアや戸の開け閉めを意識的に行い、指先に心を込めて音を立てないで閉まる最後の一瞬まで気を抜かずに行う。
 特別にフィールを鍛えようとする必要はなくて、普段の生活の中での行動の一々に意識を込めて行うようにすれば、飛躍的に感覚は研ぎ澄まされていく。

 それは指先だけでなく、つま先にも体のあらゆる先端に神経を行き届かせるように工夫することが必要だ。

 前述したように、自分の体の先端に意識を込めるだけではフィールを鍛える50%でしかない。残り50%は、対象物の反応を意識的に追いかけなくてはならない。例えば、ドアの開け閉めであれば、指先に神経を行き届かせると同時に、閉めた瞬間に音がしなくなったかどうかにも気を遣う。そうすることによって指先の動作が益々鋭敏になるのである。

 水道の蛇口も、堅く閉めすぎたり緩かったりしているのを見受けるが、水漏れの原因は、普段閉めすぎてゴムパッキンがすり切れてしまって、栓の役割を果たさなくなっていることが多い。これもフィールの無さのなせる業だ。

 普段水道の蛇口は、ギリギリ水が止まればいいというところで閉めるのを止めなくてはならない。そうすればゴムパッキンは長持ちして水漏れが起きないのだ。普段から指先のフィールを鍛えるにはもってこいだから、蛇口を水が漏れないギリギリで止めるように閉めることを意識するように努める。

 文字を書くにも筆圧の加減を意識してペンを使うことが必要で、それだけでも美しい文字を書くことができるようになる。筆圧のコントロールが微妙にできるようになれば、止めたり払ったりと文字の柔らかさなどの表現ができるようになる。


 行動や運動の先端部分に意識を込めるように普段から努めれば、必ずフィールが末端にまで宿るようになって、行動そのものが意識的になり、その結果もまた意識的にコントロールされたものとなるのである。
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