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Arena Condition

AM 10:00 March 9, '10 (Tuesday)

 今にも雨が降りそうな寒い朝です。

 予報では昼頃までには降り始めて、明日未明頃まで続くようです。そしてその後は晴れて、週末までは天気が好転するようです。

 久々にこの週末は、馬のトレーニングができそうです。

 こんな時こそ焦りは禁物です。

 コアとなる部分をしっかりとチェックするなり、求めた反応を正確にするようにした上で、パフォーマンスのクォリティへと進めるようにしないと、馬にはデッドラインという時間の観念がありませんから、ライダーだけ焦ってしまって、馬と乖離して空回りしかねません。

 時間は十分あります。もし十分なかったとしても、運動のコアやメンタルのコアを優先して、一つ一つじっくりと確かめながらトレーニングをするようにしましょう。

 こういう時こそ、頭脳より精神力が求められて、全ては急がば回れの精神が何よりも必要です。


「フラクタル 自己相似性」

 フラクタルという言葉を知ったのは、NHK教育テレビの番組で特集していたのを見たのが初めてであった。
10年以上も前の話だ。

 相似や自己相似性については数学の授業で学んだ覚えがあったが、この番組を見て衝撃を覚えたことを思い出す。

 この話は、色々なところで話題にしてきたし機会を得て記事に書いたこともあるので、知っている人はもう聞き飽きているかもしれない。

 この番組を見て何故衝撃を受けたのかというと、自分がやろうとしていることが複雑に思えたり、高度なことはできない自分から見ればとても難解に見えたりするものでも、単純な要素や図形や運動の組み合わせだということが分かったからだ。そしてそのことで、目の前がぱっと明るくなったように思えたのだった。

 複雑な海岸線は、波の往復運動という単純な運動によって造られているものだし、キャンパスに描かれている複雑な曲線の絵も、画家の腕の単純な往復運動によって描かれているにすぎず、大きな樹の鬱蒼と茂った複雑な枝振りもこの画家の腕の単純な運動によって造形されている。

 そして相似については、図形だけの世界だけでなく生物界の中でも使われる論理で、詳しく説明することは難しいので、一番単純なことで説明することにする。

 例えば、2つの三角形でいえば、全ての対応する角が等しい場合や、対応する辺の比が等しい場合を相似という。
分かり易くいえば、大きさは違っても全ての角度が同じ三角形を相似ということであり、やはり大きさが違っていても3辺の長さの比率が同じになる三角形もまた相似という。
 そしてこのことが同一図形上に見られることを、自己相似性というのである。

 例えば森全体の風景が、ある一分を切り取ってみる風景と似ているようなことともまた自己相似性というのだ。

 この番組を見た当時、馬のトレーニングにこの考え方を取り入れられないものかと思い、なるほどと思い当たって得心したのだった。

 それからは複雑なものや難解なものに出会ったり見たりしたとき、それまでになくそれらを構成している単純なファクターを突き止めようと考えるようになって、ものの考え方が単純明快になったような気がする。
 
 物事を捉えたり本質を突き止めたり新しいものを理解したりするために思考するとき、先ずそれらの素数的構成要素を突き止めるために分解することと、そしてその構成要素同士の関係性つまりリレーションシップを探ることの2つについて、明快になるように思考すれば良いというようにシンプルになることができる。

 このことは、スポーツなどのフィジカルな運動や技術の習得についても同様で、素数的構成要素となる基本動作や基本技術や基礎体力などを突き止めて、且つそれらの素数的構成要素同士のリレーションシップを考察して、技術獲得のために訓練をしたり筋肉トレーニングをしたりする。
 このようにフラクタルを知ることによって、単に思考上においてその手順やターゲットを明確できるようになっただけでなく、フィジカル運動においてもその手順もさることながら、本質的にどんなスキルを獲得すればいいかを明確にすることができて、合理的に訓練することを可能にしてくれる。

 知力や思考力や技術を高めるために、イメージを極力映像や画像としてそのまま取り入れて、それをコピーするように思考を重ねたり体を動かしたりしてトレーニングするのが、最近頓に脚光を浴びているイメージトレーニングという訓練法で、我々の想像以上に効果的な方法だ。

 これに対して、事前に理屈を巡らして映像や画像を見たり本を読んだりして、またアナログ情報であってもデジタル情報として取り込もうとしたりすれば、感覚的に物事を捉えたり感覚的にフィジカルを反応させたりすることを阻害してしまうことに繋がり、知力や思考力や技術を高めるために非常な遠回りをしてしまうことになる。

 文字情報や理屈の情報を取得することを避けて、実際に体を動かしたりものに触れたりして、そこで感覚的に得た触感や質感や温度や重量感などを情報として取り入れて、その感覚として取り込んだ情報を解明するために、論理的思考や知識を活用するようするシステムが、最も効果的に自分の能力を高めることができる方法なのだ。

 物事を的確に捉えたり取り入れたりするためには、論理的に物事を分析する必要がある。
 しかし、論理的に分析することとアナログ情報をデジタル情報に置き換えることは違うことで、つまり理屈を交えて映像や画像を見るのではなくて、先ず物事を構成するこれ以上分解できないと思われる運動や要素を突き止めて、これらの要素同士がどのような関係性で影響し合っているかを突き止めることが論理的分析ということだ。
 ここでいうところの論理分析を容易にする考え方や論理分析自体をしようという意識を、作るためにフラクタルを知ることは望ましい。
 
 全体の造形はその中の一部にも同型のものが存在し、一部の形が幾つも組み合わさって全体を形成しているという自己相似性を想定し、その考え方の元に論理分析することによって、容易に物事を理解し自らのフィジカルで表現できるようになることがフラクタルの考え方なのだ。
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