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Arena Condition

PM 5:40 September 29, '09 ( Tuesday)


今日は日中少し明るくなりましたが、霧雨混じりの曇りでした。これから降るのかも知れませんが、馬場はあっかすることなく持ちました。これからの雨によっててはぬかるんでしまうかも知れません。


 「不真面目の進め」

 日本人を評価する言葉として、勤勉だというのがある。

 何かあると直ぐに日本人は手先が器用で、真面目によく働くと自慢をする。このことを誇りとすることに対して、特に異論があるわけではないが、それが世界に対してリーダーとしてとか、他民族に対して優越を抱く材料とすることには反対だ。

 昨今鳩山総理大臣が、Co2 25% 削減が話題を呼んで賛否両論あります。

 全く馬鹿げた話だ。
 
 学者の世界でこれを提言して、その実現性を計るのは、決して無意味なことではないと思う。しかし政治の世界、特に外交の世界でこれいうのは、幼稚千万で知恵のないことを露呈しているといわざるを得ない。
 何故なら各国の思惑は、大前提として環境問題に関心があるふりをしているのは建前で、できれば何処か馬鹿な国へと責任を押しつけて、自分の国だけは削減をしなくて済むようにと思っているのに、そこへ持ってきて、日本は25%自主的にしますといってしまったわけだから、スタンドプレーに見えるということもあれば、日本だけやれば良いというように冷ややかに見えてしまっているというのが現状だ。
 もう一つ残念なのは、このことを知っている同行のジャーナリスト達から、この声を伝えられていないことだ。

 日本の平和主義と同じことで、私は武器を持ちません、他の国を攻めていくことはありません、といってさえいれば、平和主義を貫いていると勘違いしているのと同じで、誰かが誰かをぶん殴ろうとしているのを、黙ってみていた人のことを、平和主義だといって評価するだろうか。

 Co2削減の話は、少なくても国内で産業界や科学者達との話し合いをして、戦略を練ることが先決で、その上で理解を得る為に関係国とのコンセンサスを図って、そういった根回しの上で発表するようにすれば、国際会議に発表した時に関係国からの賛同を得て、実行可能性が高まって、国際的評価と実効性を高めることができるのに、それらの政治的行動が全く見られないのだ。

 真面目と不真面目の違いは、目的行動を面倒だと思うのか思わないのかということに集約できる。目的行動とは、目的を達成する為に行う直接的行動で、間接的行動と区別する。

 目的行動をすることによって、一定の成果を上げることが必定だということを前提で、その成果を上げることを放棄して、目的行動を面倒くさがってしまうのは論外だ。

 目的行動を如何に軽減するか、如何にシンプルなものするか、如何に成果を上げるか、などの為に、情報を集めたり工夫を凝らしたりすることが大切なことなのである。

 収入を得るために、実働収入と不労所得というのがある。

 労働は、その全てが収入の為ということはない。生き甲斐ややり甲斐や誇りと密接な関係があって人は働いているものだが、収入の為ということも決して否定できないし、本音ではなるべく労働によるものから不労所得へと移行したいと考えているものだ。

 日本ではこの本音を醜悪な心だと戒める風潮がある。
 しかし欧米では、至極自然な心だと認知されていることだ。一部の国家を管理する立場の人達が作り上げてしまった歪な文化だといってもいい風潮なのだ。

 誰もが自然に労働所得を一所懸命働いて財をなして、不労所得が得られるようにして、晩年は悠々として人生を送ろうとするのが健全なのだ。それを死ぬまで労働して働くことを美徳としてきた挙げ句に、過疎地帯の崩壊が現実化してどうしようもなくなってしまっているのが日本の現状だといえる。

 目的行動を面倒だと思うことを否定して、国民の勤勉さを奨励してしまうことは、国民の自然な心のベクトルをねじ曲げて、幼稚な精神のまま成熟するのを妨げてしまっているのである。労働によって健康で80才を超えても農業や漁業をしている老人を見るのは微笑ましい限りだ。しかし、年老いて労働をしたりスポーツをしたりすることは、とても素晴らしいことだし、健康を維持する為にも必要不可欠なことだ。しかしこれらが収入を必要としないのであればこれに超したことがなく、カントリーライフが崩壊してしまうことはないのだ。この老人達が不労所得によって、豊かな財産を持っていれば、医療を受けるにしても色々なライフワークを楽しむにしても、行政サービスを受けるにしても、全てを叶えることができたはずだ。

 しかし、この国を管理する政府や官僚達が、国民を管理しやすく考え出したシステムの基盤が、勤労なのである。勤労は素晴らしいことだが、人生をエンジョイすることは何よりも大切なことなのだ。

 人が目的行動を面倒がって、何か技術を会得したり知識をどん欲に吸収したり工夫を凝らしたりして、目的行動を軽減してもその成果を上げようとする不真面目さが、全ての展開を変えて、この国の国民を大人に成長せしめて、国際的に尊敬されるリーダーとして、世界に大きな貢献をできる国となる時が来るのだ。
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