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PM 10:30 May7 , '09 (Thuesday)


 どうも天気の回復が思わしくありません。

 天気は快く受け止めて、良くなるのを気楽に待つしかありません。


「地方分権」

 地方分権とは、中央集権の対局的政治システムとしてあるのではなくて、中央が持っている権限の一部を地方自治へと移管することをいうのである。

 しかし今日少し目立っている都道府県知事や道州制を唱える人達が唱える政治システムは、中央集権の対極的政治システムとしての地方集権という政治体制をいうのである。

 本当の意味での地方自治ということと、国家形成ということの意味を理解していっている人は少ない。

 これを色々な政治家達が、良く理解もしていないままを提案している。

 なるべく地方のことは地方に任せなさいということと共に、その為の財源は使途を細かく制約しないで地方自治の権限で自由に使えるようにして欲しいということなのだ。

 そういうと政府官僚は、地方にはその能力や人材がいないので、地方に任せることができないと思っているのが本音で、その実各都道府県の主だった部署には、各省庁からの出向役人が牛耳っているのである。

 確かに今の地方行政府には、人材が揃っていて何でも地方のことを一切できる能力を持っているとはいえない。しかしこんなことは大して問題ではない。人材なんてどこにいてもいいし、いればいいのだ。ただそれを自由に活用できないことに問題があるのであって、同じ庁内あっても、セクショナリズム的障害が蔓延っていて、人材の活用が思うようにいかないのは、中央と地方との関係だけでなく中央省庁同士の人材交流さえままならないのが現状だ。

 こんなことを解決するのは、いとも簡単なのだ。それは、今の所得税に当たる直接税を地方自治体が第一義的に収納し、一定の配分で一部を国庫に納める。というシステムに切り替えさえすれば、全部が引っ繰り返るのだ。

 つまり行政府が集める主税が地方自治体に入り、その一部を国家に納めるというシステムに切り替えるだけで、地方行政は中央政府に対して財源を陳情するのではなくて、むしろ中央が地方政府に対して、税金を頂くという力関係に立ち所に変わってしまうのである。

 そうすると中央行政府は、外交と防衛に関するだけが主な仕事となって、ドメスティックなことは地方行政府が主体的に取り仕切ることとなるのである。

 そんなことは、政治家を除く官僚達は誰もが解っていることだから、本気で地方分権などということ言っている官僚はいないのである。

 一企業の本社と支店との関係も同様のことで、資金の流れは一旦本社に集約されて、権力機構に従って決済という手続きを経て、再配分されるのである。

 しかし小規模の企業であればそれですかも知れないが、巨大組織になってしまうと、このシステムでは機動性が鈍化して、激しい競争には生き残れなくなってしまうので、分業と共に分権が遅滞なく進むのであり、もしこれに遅れが出れば大企業といえどもサバイバルゲームには生き残ることができないのである。

 今現在日本の国家行政府や地方行政府や外郭団体といわれる独立法人などは、全く日本の国家としての競争力の妨げとして存在しているだけでなく、民間の活力を権力で拘束して、積極的に阻害しているとさえいえるのが現状だ。

 災害事故が発生した場合でも、現場責任者に現場の指揮命令に対して全権を与えて、現場の機動性を失うことなく機能させて処理解決するというシステムや、そういった文化が日本にはない。そしてそのシステムは、統括的責任を本部責任者が負うのである。


  しかし総括責任者が責任を持つとなると、現場責任者に現場での判断並びに命令指揮の全権を与えるということができなくて、一々細かいことまで報告を求めて決裁を仰がせる。それでも総責任者が決断すればまだましだが、決断できなくてその上に、そしてまたその上に決断を仰ぐという始末で、誰も決断しないまま時間切れというのが、日本の官僚機構の責任システムなのだ。
 つまり誰も責任を負わないし、責任問題に繋がる決断は決してしないという文化なのである。

 官僚のトップや総理大臣は、人前であがらずに部下や官僚が作ったシナリオを大きな声で、読むことができれば馬鹿でもできるのが日本なのだ。
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