Arena Condition

AM 9:00  Temperature 26℃  Humidity 46%  曇り  August 27,'16(Saturday)


 今朝は、台風の影響か曇っていて、風が吹き気温が低めです。


 馬場は、未だ水溜まりがあるものの、大分回復しました。


 今日は、これから荷物と馬を積んで、昼過ぎに九州福岡へ向かって出発します。


 明日朝早く到着の予定です。


 The 6th West Japan Championship 2016


 主催  カナディアンキャンプ乗馬クラブ


 公認  The Pacific Riding Horse Breeders Community


 日時  9月1日(木曜日)から 9月3日(土曜日)


 会場  福岡県馬術競技場 (福岡県古賀市)


 The Day 1st         AM 10:00        Open DV  1st Go Round

  9月1日(木曜日)

                                                    Non Pro DV 1st Go Round


 The Day 2nd          AM 10:00      Ancillary Class

 9月2日(金曜日)

                                                   Green DV


                                                    Ltd Non Pro DV



 The Day Final           AM 10:00      Non Pro DV 2nd Go Round

 9月3日(土曜日)

                                                     Open DV  2nd Go Round

 



「ストップ(停止) (常歩・速歩・駈歩からの停止。)

 

停止は、動いている状態からその動きが止まるということで、動いている状態とは、そのものが持つ位置エネルギー(質量+高さ)とそれを支持する支持力との相関関係により起きる現象である。

 

つまり、支える力とそのものの重量との相関関係で、そのものの重量より支持力が大きければものは動かず停止し、支持力の方が小さければものは動くということなのである。

 

質量と位置エネルギーと運動エネルギーとの関係は、面倒臭い話になるので省略することにして、動いているものが停止するには、運動エネルギーより支持力が大きくなることが必要なのである。

停止している状態は、そのものの重量と支持力との相関関係で支持力の方が大きければいいが、動いているものが停止するには、そのものの運動エネルギーより支持力が大きくならなければ停止することはできない。

 

例えば、運動エネルギーとは、そのもの質量(重量)がある高いところに位置することによって、位置ネルギーが生まれて、その高さが高ければ高いほど位置エネルギーが大きくなる。そしてその高いところから落とすことによって、位置エネルギーが運動エネルギーへと変換して、位置エネルギーが落ちた分だけ小さくなり、運動エネルギーが落ちた分だけ大きくなるという関係で、そのものがある高いところまで上がって落下する直前に位置エネルギーが100%で運動エネルギーが0%になり、落下を初めて丁度半分の高さまで落ちたとき、位置エネルギーが50%になり運動エネルギーが50%になる。そして地面まで落下した時点で、位置エネルギーが0%で運動エネルギーが100%になると考えられている。

運動エネルギーは、高さだけでなく筋力などの動力で押せば、その分だけ大きくなるのである。

 

従って、動いているものが停止するには、そのものの重量より支持力が大きければいいのではなくて、運動エネルギーより大きな力の支持力が必要なのである。

 

動いている馬が停止するには、そのときの運動エネルギーより支持力が大きくならなければできない。

馬術的には、支持力を発揮するのは4肢であり、その4肢または2肢が重心より前に位置して支持力を発揮するようにしなくてはならないのである。そして、支持力を大きくすると同時に運動エネルギーを小さくすることも必要で、運動エネルギーを増幅する働きをしている馬の頭の伸縮を止めることで、運動ネルギーを減少させることができるのである。

 

ライダーが動いている馬をストップさせるとき、レインを引いて馬の頭の動きを抑制するのは、運動エネルギーを減少させていることになるのである。しかし、支持力を大きくしていることにはならない。

 

支持力を大きくするには、重心より前に4肢が位置しなければできない。前肢の2肢は、元々重心より前に位置しているので、後肢の2肢を重心より前に位置させるようにしなくては、支持力を大きくすることはできないのである。

 

馬の頭の動きだけを止めて肢の動きを止めないようにすれば、運動エネルギーを小さくして支持力を大きくできる。

 

レインを引いて馬の頭の動きを止めることは、運動エネルギーを小さくしているだけでなく重心が前に出ることを抑制しているので、重心と肢の位置関係においても影響を与えているのである。

 

そして、馬術的には、重心移動が先に動いて後にステップする(メカニカルムーブメント)と、肢の筋力によって重心移動を促して動く(テクニカルムーブメントがあり、このテクニカルムーブメントの場合は、4肢が重心より先にグランドに着地するので、絶えず支持力が大きくなっているので、馬の頭の動きだけを抑制すれば、馬は容易に停止できる。

 

しかし、メカニカルムーブメントの場合は、前肢だけが重心より前に着地していて、後肢は重心の後方に着地しているので、馬の頭の動きを抑制するだけでは、支持力が大きくなりきれないので停止が難しいのである。




スポンサーサイト

Arena Condition

AM 9:25  Temperature 32℃  Humidity 40%  晴れ  August 26,'16(Friday)


 今朝は、朝からとても暑いです。


 馬場は、2箇所水溜まりがありますが大分乾いて参りました。


 明日から9月5日の月曜日まで九州出張です。


 従って、休業ですので、留守中にお出でにならないようお願いします9月6日から通常営業に戻ります。


 明日の土曜日に馬を積み出して、その後に来るまで福岡へ向かいます。


 日曜日に朝に到着して、馬は月曜日からトレーニングを開始します。


 九州の皆さんお世話になります。



「チェンジリード」

 

 チェンジリードは、左リードから右リードへ、またはその逆だが、駈歩は、外方後肢・内方後肢と外方前肢・内方前肢の順にステップしている。

 

 原則的に馬は斜対駈歩しているので、運動エネルギーのベクトルは外方後肢から内方前肢へ馬体の対角線を示して重心を通る。

運動エネルギーが重心を通ることが運動効率を上げることで、力のロスが最小限となるので、どんな運動でも重心を通過するように運動エネルギーが通るようになろうとするものなのである。

 

 肉食獣の多くは脊椎が柔軟性を持っているので、重心を運動エネルギーが通るところへ持っていくことができるが、馬は脊椎の柔軟性がないので、重心を動かして運動効率を上げることができないので、運動エネルギーそのものが重心を通らなければならないので、斜対駈歩となっているのである。

 

 従って、運動エネルギーの方向を変えることがリードチェンジだということができる。つまり、馬体の対角線である左外方後肢から右内方前肢へ向かう運動エネルギーを、右外方後肢から左内方前肢へ向かうように切り替えるか、その逆の行為をリードチェンジだということができるのである。

 

 実際にライダーがこれをコントロールする場合、外方脚のプレッシャーを左から右、または右から左へと変えるだけではできないのである。

 外方脚のプレッシャーが、外方後肢から内方前肢へと運動エネルギーが向かうためには、馬の内方姿勢や2蹄跡運動をしていることが必要で、2蹄跡運動は外方後肢と内方前肢が一直線上に位置する状態をいうのである。内方姿勢も同様である。

 

 外方脚のプレッシャーが馬体の対角線上を通過するようにするためには、外方脚のプレッシャーをかけたとき、前肢やショルダーがそのときの位置を維持することが必要で、外方脚のプレッシャーでショルダーや前肢が内方へ動いてしまえば、運動エネルギーが馬体の対角線上を通らなくなってしまうのである。

 

 駈歩発進のときも同様で、外方脚のプレッシャーをかけたときに、馬のショルダーが動かずにそのときの位置をキープすることによって、運動エネルギーが馬体の対角線上を通りやすくなるのである。従って、正しいリードをピックアップすることができるのである。

 

 リードチェンジは、駈歩走行時に反対側の駈歩発進をすることと同じなので、外方脚のプレッシャーを左右切り替えたとき、馬のショルダーがそのままの位置をキープすれば、反対側の対角線上を運動エネルギーが通るようになるのである。

 

 以上のために色々な方法がある。

 

 予め反対側の内方姿勢を作っておいてから、脚のプレッシャーを入れ替える場合や、単にショルダーをホールドして位置をキープするようにするだけで脚のプレッシャーを入れ替える場合などがある。

 何れにしても、外方脚を入れ替えたとき、ショルダーが動かずに後駆だけが動くようにしなければならないのは同じなのである。

 

 レイニングホースの場合は、リードをコントロールすることが求められており、ミスすると大きなペナルティーが科せられる。

 そこで、馬がリードチェンジを予測してしまうことは、大きなリスクを伴うのである。

 

 その馬が予測してしまうリスクとは、場所とリードチェンジを関連させて覚えるということで、左右のサークルを切り替えるX点で、何時もリードチェンジをしていれば、当然馬はX点とリードチェンジを関連づけて覚えるので、X点に来たときに、リードチェンジをしてしまうリスクを生んでしまうことになるのである。

 

 従って、このリスクを避けるために、サークルを切り替えてもリード変えなかったりサークルを切り替えなくてもリードを変えたりするように、馬がリードチェンジを場所と関連づけることができなくなるような工夫が普段のトレーニングのときに必要になるのである。

 

 つまりリードチェンジは、運動方向の切り替えではないということを理解すべきで、運動エネルギーのベクトルを切り替えることなのである。

運動エネルギーと運動のベクトルは必ずしも一致するわけではないので、左サークルを右リードでも左リードでも走行することはできるのである。

 

 従って、リードチェンジは運動エネルギーのベクトルを切り替えることで、運動のベクトルを変えることではないと理解しなくてはならないのである。


Arena Condition

AM 9:45  Temperature 31℃  Humidity 44% 晴れ  August 25,'16(Thursday)


 今朝は、とても暑くなりそうです。


 昨日午後に土砂降りの雨があったので、馬場は不良です。


 今年は、睡蓮の鉢をもらって外に置いています。、その鉢にメダカが1匹いたので何匹か足したら、5月頃から子供が孵化して、それをすくい上げて室内の子供用の水槽に入れていました。


 するとたまりにたまって数十匹になり、すくすくと育っています。中の水槽では未だ1匹だけしか孵化していません。


 やはり自然のものは自然が一番なのでしょうか。


 何れにしても、メダカは、ことしかなり増えそうです。



「サークル運動のスローダウン」

 

 サークル運動のスローダウンは、普段の走行において馬が如何にゆっくりとした駈歩ができるかどうかにかかっていて、踏み込みの浅い馬はストライドが小さくなって、ゆったりとした駈歩ができません。踏み込みの深い馬は滞空時間の長い、ゆったりとした駈歩ができる。

 

 従って、速いスピードで走行している馬にスローダウンを命じても、馬自身がゆっくりとした駈歩ができなくては、その指示に従うことができない。

 

 普段のトレーニングで、ゆっくりとした駈歩ができるようにしておく必要があり、ゆっくりとした駈歩をするには、後肢の可動域を拡大して充分な後肢の踏み込みを作っておくことが必要だ。

 

 そして、実際に指示に従って馬がスローダウンするには、推進力を減退しても滞空時間を保てるような駈歩でなければ、馬はスローな駈歩をすることができない。このために、スローダウンの指示をしたとき馬はバランスバックしなくてはならないのである。

 

 ライダーが上体を起こしてスローダウンを命じたとき、今まで以上に後肢の踏み込みが必要になるのである。

 

 ジャッジは、馬が力を抜いてスローダウンするかどうかが問題で、ライダーがレインをテイクしたとき、馬が押し返したり力みが取れなかったりした場合は、実際のスピードが落ちていても良い評価をすることはない。

 

 従って、スローダウンするとき馬がゆったり力みを解いてリラックスしていることが望ましいので、バランスバックして後肢への体重配分を多くしなくてはならない。

 

 サークルにおけるスローダウンは、馬のメンタルがライダーに対して集中していて、その指示を馬が認識するように保つことが大事で、速いスピードでの走行のときに、馬がエキサイトしていないことも重要だ。

そのために、ライダーがスピードアップの指示をしているときに、スタートしたときにスピードアップの指示をしたら、スローダウンの指示を送るまでそのスピードを継続するということではなく、1ストライド毎にライダーの指示があるからスピードをキープするという馬のマインドを作ることも重要な要素なのである。

 

 シートによって推進のプレッシャーをかけ、その推進を止めれば、何時でもスローダウンするという馬のメンタルを作っておく必要がある。

 

 従って、馬とのコミュニケーションを、サークル運動に限らず、シートや脚やレインハンドの馬との接触点において、間断なくしている必要があるのである。

 

 ライダーが、レインをつり革代わりにして、レインに捕まっていることはもってのほかなのである。

 

 絶えずレインも脚もシートも馬に何らかの指示を与えているか、馬の反応を聞いているかのどちらかでなくてはならないのであって、意味なく接触しているのは、馬のパフォーマンスの精度を下げるだけでなく、馬のメンタルの混乱を生むか無反応を作ってしまう元なのである。

 

 ゆっくりとした走行は、馬術の原点であり、そこに理想やライダーのポリシーがなくてはならないのである。


Arena Condition

AM 9:05  Temperature 30℃  Humdidity 46%  晴れ  August 24,'16(Wednesday)


 今朝は、晴れましたが、予報では天気が不安定だそうで、雷雨があるかも知れません。


 馬場は、不良コンディションです。


 馬場が、不良でもファウンデーションを少しでもトレーニングをしようと思っています。


 土曜日には、九州出発で、万全の態勢をWJCに望み、良い大会にして参りたいと思っていますので、多くの方のご観戦をお待ちしています。


 The 6th West Japan Championship 2016


 主催  カナディアンキャンプ乗馬クラブ

公認  The Pacific Riding Horse Breeders Community

会場  福岡県馬術競技場(福岡県古賀市)


 8/31(水曜日) Pied Warm Up


           Wednesday Ancillary Class


 9/1(木曜日)   AM 10:00  Open DV 1st Go Round


                  Non Pro DV 1st Go Round


 9/2(金曜日)   AM 10:00  Ancillary Class


                   Green DV


                   Ltd Non Pro DV


 9/3(土曜日)   AM 10:00  Non Pro DV 2nd Go Round


                                                       Open DV  2nd Go Round


 我がエルドラド ランチは、8/28(日曜日)に会場入りして、29日(月曜日)からトレーニングを開始します。

 レイニングホースのトレーニングをご覧になりたい方は、大歓迎ですので、是非会場まで足をお運び下さい。

 また、気軽に声をかけて頂ければと思っています。




「サークル運動のスピードアップ」

 

 サークル運動のスピードアップは、レイニングホースの場合スピードアップした後にスローダウンが求められることが多い。

 従って、スローダウンを念頭において、スピードアップしなくてはならないと考えるべきではないだろうか。

 

 さて、馬のムーブメントには、メカニカルとテクニカルムーブメントがあり、それは重心とステップとの相関関係で決まる。重心移動が起きてこれを支えるためにステップするメカニカルムーブメントと、ステップして後に重心移動をするテクニカルムーブメントである。

 

 何れにしても、スピードアップした後にスローダウンがスムースに行われるためには、馬のメンタルの作用と物理的要因が不可欠で、メンタルだけに頼ってスローダウンをしようと考えると、馬のメンタルの状態に大きく左右されて特にショーイングしているときに馬が緊張してしまうと、その精度が悪くなってしまうのである。

 

 スローダウンする時に物理的要因とは、必然的にスローダウンする力が働くということであり推進力が減退することで、それはバランスバックで重心が後肢寄りに位置することで、重心が後方に位置すれば推進力は減退するので、自然に馬のメンタルがどうあろうとスローダウンすることに理屈としてはなるのである。

 

 従って、サークルにおけるスピードアップには二つの選択肢があって、メカニカルムーブメントして行う場合とテクニカルムーブメントとして行う場合とがあるのである。

 

 メカニカルムーブメントとしてスピードアップするのは、バランスフォーワードの状態でスピードアップすることなので、比較的容易でレインを開放して馬の頭をフリーにし、ライダーが前傾すると同時に推進を脚やシートでプレッシャーとしてかける。

この場合、下り坂をお転げ落ちるようなムーブメントなので、容易にスピードアップできて体力の消耗も少ないという利点がある。

 

テクニカルムーブメントしてスピードアップするのは、バランスバックした状態のままスピードアップすることなので、ライダーが馬に対して影響力がなければできない。

何故なら、馬が筋力でスピードアップしなくてはならないからで、このときライダーは前傾せずに、シートや脚で推進のプレッシャーをかける。

馬は、上り坂を上がるように運動するのと同じなので、体力の消耗が比較的大きい。従って、スローダウンする時は、この筋力の駆動を止めさえすれば容易にできるのである。

 

サークルのスピードアップの理想は、メカニカルムーブメントで行い、何時でもバランスバックできる馬にトレーニングしておいて、ライダーが前傾を止めたときに合わせるように、馬がバランスバックしてスローダウンするようにすることである。

 

スピードアップをバランスバックで行えばスローダウンは容易だが、どうしても体力の消耗が大きくなり、体力が消耗するとメンタルの集中力が欠けるので、サークル運動では体力の消耗を避けたいからメカニカルムーブメントでのスピードアップを選択する。

 

そのときの馬の熟練度によってムーブメントを選択すればいいが、馬のパフォーマンスの基本中の基本はバランスコントロールで、馬体のストレッチによる柔軟性の養成はバランスコントロールのためであり、ライダーのポジショニングもまたこのためなのである。

 

サークルのスピードアップを考えたときに、必ずバランスコントロールを想起して、バランスフォーワードかバックかを選択して行うように努めるべきなのである。


 

Arena Condition

AM 9:25  Temperature 27℃  Humidity 62%  曇り  August 23,'16(Tuesday)


 台風が11年ぶりに、関東地方に上陸しました。


 風と雨台風でした。午後3時過ぎには、おさまりましたが、看板が飛んだり立木が倒れたりしていました。


 台風一過とはならず今日も天気が優れません。もう一つ台風が来ているせいでしょうか。


 馬場は、不良コンディションで、竹が沢山倒れました。




「サークル運動のガイド」

 

 サークル運動のガイドを考える前に、サークル運動で馬が一定の軌道を保って走行しているとき、馬は何をしているかを考える必要がある。

 

 馬がサークルを走行しているとき、サークル運動をするために4肢がインサイドステップする。4肢のインサイドステップは求心力を発生させ、求心力が発生すれば同時に遠心力が発生し、求心力と遠心力の均衡が取れるところで一定の走行軌道が生まれるのである。

 

 求心力は、インサイドへの馬のステップ角の大小によって増減したり、ライダーの重心を内側または外側へ傾ければ増減したり、馬体もまた同様で重心を内側または外側へ傾ければ増減したりする。

 つまり、馬のステップの角度をインサイドへ大きくすれば求心力が大きくなり、小さい角度にすれば求心力もまた小さくなる。そしてライダーや馬体の重心が内側へ傾けば求心力は大きくなり、外側へ傾けば求心力は小さくなるのである。

 

 遠心力は、運動体の質量が一定だという前提では、運動エネルギーの大きさに比例し、サークルの走行半径に反比例する。つまり、サークル走行のスピードが速くなれ遠心力が大きくなり、遅くなれば小さくなり、サークルの走行半径が小さくなれば遠心力は大きくなり、半径が大きくなれば遠心力は小さくなるのである。

 

 従って、サークルの軌道は、求心力と遠心力との均衡値によって形成されるのである。

 

 一定のスピードでサークルの軌道をコントロールする場合、走行半径を小さくすればそれだけで遠心力が増幅するので、増幅する遠心力を求心力が超えるために、ステップ角を大きくしなければならない。この場合、後肢のインサイドステップを一定にすることを前提にすれば、前肢のステップ角を増減して遠心力との均衡値を変えて、サークルの軌道を変化させるのである。

 

 後肢のインサイドへのステップ角の一定を前提条件とするのは、後肢のステップ角と遠心力との相関関係は、前肢のインサイドステップ角より小さい角度であれば、求心力が増幅するが、前肢のインサイドステップ角より大きな角度のインサイドステップを後肢がすれば、この後肢のステップ角に反比例して求心力が小さくなってしまうのである。

 

 サークル走行の前提は、遠心力より求心力が上回らなければ成り立たず、遠心力より求心力が上回るには前肢のインサイドステップ角が後肢のインサイドステップ角より大きな角度を示さなければならないのである。

 

 以上により、ライダーがサークル走行の軌道を小さくする場合は、求心力を大きくするために前肢のステップ角を大きくするか、スピードをスローダウンして遠心力を小さくするか、重心を内側へ傾けて求心力を大きくするかなのである。また、馬の頭を内側に向けるのは重心を内側へ傾けることに繋がる一つと考えることができる。

 

 またサークル走行の軌道を大きくする場合は、遠心力を大きくするためにスピードアップするか、求心力を小さくするために前肢のインサイドステップ角を小さくする。また、重心がインサイドへ傾いていたのであれば、これをセンターに戻すことによって、求心力が小さくなり走行軌道を大きくすることができるのである。

 

 実際上ゆっくりとしたスピードでサークル走行している場合に軌道を変えるときは、求心力の増減を前肢のステップ角を変えることによって行い、速いスピードで走行しているときは、ライダー自身の重心を少しだけ内外へと移行することによって、求心力の増減を図ってサークル走行の軌道を変えるようにするのである。


プロフィール

Author:eldorado ranch
eldorado ranch
Arena Condition

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブックマーク
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー
07 | 2016/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード